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家の鍵【玄関の鍵】を交換したい!おすすめの鍵の種類や選び方を解説します

2020.03.14 鍵について

「家の鍵を交換したいけど、どの種類の鍵にすればいいのかわからない…」とお悩みではないでしょうか。

最近では多くの種類の鍵が販売されているため、家の鍵を交換したいと考えたときには度の鍵が一番良いのか迷ってしまうものです。

ご家庭によっては予算に合う価格や防犯性、そして利便性などをトータルして考えて、なにを重視して選ぶかが変わってくるかと思います。

そこで今回は、家の鍵を交換するときに知っておくべきポイントと、おすすめの鍵の種類や選び方をご紹介します。

家の鍵を交換するときに重視すべきポイント

住宅への侵入窃盗事件は今なお頻発しているため、防犯性をおろそかにすることは大きなリスクになります。

そのため、家の鍵を交換するときにはなるべく防犯性の高い鍵を選ぶことをおすすめします。

ピッキングに強い家の鍵に交換する

侵入窃盗犯の代表的な手口は、ピッキングによる不正な鍵開けです。家の鍵についてはピッキングに対する強さをもった鍵を選ぶことで防犯性を高められます。

侵入窃盗犯はドアの鍵開けに5分以上時間がかかれば、その70%が家屋への侵入をあきらめるという統計があります。

旧来型のシリンダーキーなど、ピッキングに弱い鍵では数十秒から1分で鍵を開けられてしまうことがあります。

しかし、ピッキングに強い鍵穴をもつ「ディンプルキー」を選べば、ピッキング対策は向上します。

ディンプルキーのピッキングによる鍵開けには、10分以上はかかると言われているからです。

合鍵を作られにくい鍵に交換する

カードキー式や指紋認証式の鍵も防犯性は高くなります。

これらの鍵にはピッキングされる鍵穴がないため、防犯性の高い鍵と言えますが、それに加えて、カードキー式では合鍵であるカードをメーカーから取り寄せる必要があるため、不正な合鍵を作られにくいです。

指紋認証でも合鍵そのものが作られません。また、ディンプルキーも合鍵が作られにくい種類の鍵に入ります。

ここで「なんで合鍵が作られにくいのが重要なの?」と疑問を抱く人もいらっしゃると思います。なぜなら合鍵を利用しての侵入窃盗事件も起きているため、合鍵が作られやすい鍵は避けた方が良いのです。

CPマークつきを選ぶ

防犯性を重視して家の鍵を選ぶときに頼りになるのが「CPマーク」です。

このCPマークとは「防犯建物部品」と呼ばれるものであり、その名前の通りに高度な防犯性を有した部品になります。

CPマークつきの鍵に交換するだけで、防犯性の高い鍵になり住居侵入や窃盗などのリスクを下げることができます。

家の鍵におすすめの鍵の種類

家の鍵におすすめの鍵の種類をいくつかご紹介します。気になる鍵があればぜひマッハ鍵サポートへご相談ください。

お問い合わせはこちら

家の鍵に最もおすすめ:ディンプルキー

ディンプルキーはピッキングに強いことと、従来通りの鍵と全く同じ使用方法が可能であるため、使いやすいためおすすめです。

従来の鍵よりも差し込みやすく、回しやすいので、子供や老人が家族にいる場合にも適した鍵として人気です。

さらに、精密な機器を採用していないため故障しにくいという点も、利便性の上での大きなメリットです。

ディンプルキーは高度な防犯を比較的に安価で入手できるため、家の鍵に交換することは強く推奨できます。

種類も多いため、予算に合わせて探しやすいのもメリットの一つと言えるでしょう。

関連記事:ディンプルキーとは?ほかの鍵より防犯性が高いってホント?

カードキー式に交換する

ピッキング対策、不正な合鍵対策として有効な鍵です。さらに、カードキーにはオートロック機能もあるため、鍵をかけ忘れることがありません。

侵入窃盗で最も多いケースは、鍵のかかっていない入り口からの侵入です。オートロック機能があれば、それを防止することもできるため、防犯性の高さでは優れています。

関連記事:家の鍵をカードキーに変えたい!交換方法や費用について解説します

生体認証式の鍵に交換する

網膜や指紋や静脈など、個人の身体情報を鍵につかった生体認証式は、不正に合鍵を作られることもなく、ピッキングにも強く、オートロックも採用しているため、防犯性の高さで優れています。

また鍵を持たずに出歩けることも、大きな利便性です。

しかし、精密機器であるため故障しやすさがあり、カメラのレンズなどが汚れた場合では認証ミスが起きることもあります。

交換するときの費用も高額であるため、その点は考慮しなければなりません。

家の鍵には補助鍵をつけることもおすすめ

高度な防犯性をもつ鍵に交換するだけでなく、鍵の数を増やすことも防犯性の面では有効です。

玄関のドアに補助鍵を増設してつけることで、不正な鍵開けに対する有効な時間稼ぎができます。補助鍵は自分でもすぐにつけられるため、当日からでも可能な防犯対策です。

関連記事:防犯性が高められる!玄関や窓に設置する補助錠の効果とは

まとめ

古い家の鍵を使い続けることは侵入窃盗に対する弱さを持っています。そのため、家の鍵を交換したいときには、新しく防犯性が高い鍵を選びましょう。

おすすめはディンプルキーで、旧来の鍵と同じような使い方ができるため、使いやすさはそのままで防犯性を向上させることができます。

多くの種類の鍵があるため悩んでしまったときは、費用面や防犯性の両方を兼ね備えているディンプルキーがおすすめです。

鍵に関することはマッハ鍵サポートにお任せください。
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関連記事:鍵交換費用の相場はどれくらい?交換が必要な4つのタイミング

WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本祐一

大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。

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