
金庫の鍵が開かないときは、鍵開け業者に依頼する必要があります。
その際は、鍵開け業者に金庫を直接持ち込む、もしくは出張サービスに来てもらうことで金庫を開けてもらえます。
しかし、金庫を業者に持ち込みするよりも出張サービスを選んだときのほうがメリットは圧倒的に大きくなることをご存じでしょうか?
ということで今回は、金庫の鍵開けは持ち込みよりも出張サービスに依頼する方がおすすめである理由を解説します。
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ひとくちに「金庫」と言っても、その種類や大きさは千差万別です。
それぞれのメーカーは独自の哲学により重視する要素が異なっていますし、使用している構造にも違いがあります。
そして、鍵開けのときに持ち込みをするか、もしくは出張サービスにするかの判断は、金庫の大きさと重さが重要なポイントになります。
軽くて小さな金庫であれば、鍵開け業者に持ち込み鍵を開いてもらう方が早いでしょう。持ち運びに適したサイズの金庫であれば、持ち込みにより出張費用を除いた金額を支払えば完了です。
このように小さな金庫であれば、鍵開け業者への持ち込みを行うメリットがあるかもしれません。
しかし、金庫は小さなものばかりではなく、大きくて重量のある金庫も多くあります。
数十キログラムの金庫、あるいはそれ以上に重たい金庫を運べば、体への負担が大きくなりますし、時間もかかってしまいます。
持ち運び時に腰痛やヘルニアなどの体への悪影響が懸念されます。
また金庫を鍵開け業者へ持ち込みしたとしても、そこから家まで持って帰り、再び設置するという作業をする必要があります。
不馴れな金庫の持ち運びでケガを負ってしまう可能性が高くなるため、安全面から見ても金庫の持ち込みはおすすめできません。
出張サービスは業者側だけではなく、依頼者の時間も無駄にしません。
例えば、金庫を業者へ持ち込みしてもその業者が他の仕事をしている場合は、迅速な対応は困難です。
また休憩時間や休店日であれば、持ち込みしても鍵開けをしてはもらえないことがあります。
一方、出張サービスであれば24時間365日対応し、営業時間外でも追加料金を支払えば鍵開けしてもらえることがあるため、出張サービスを利用して時間を無駄にしなくても済みます。
労力と時間をムダにしないためにも、出張サービスを用いることで最適なスケジュールで行動していきましょう。
鍵開けを行う業者によって、それぞれ出張費用に差があります。
しかし、出張費用が無料の業者もあるので、そういった業者に持ち込みすれば、さらにメリットが多くなります。
重たく運びにくいサイズの金庫が多いため、最初から出張前提で料金設定をしている業者も多いです。
そのため、出張費込みの料金設定をしている業者へ持ち込み依頼をしてしまうと通常より多く支払ってしまっていることになります。
このように、簡単に持ち込みができない重量の金庫に関しては、持ち込みではなく出張サービスを依頼した方が良いでしょう。
金庫を持ち込みは防犯上のリスクを考慮すると、盗難などの大きなリスクがあるためあまりおすすめできません。
なぜなら、金庫を屋外に運び出せば誰かに金庫を見られてしまう可能性があるからです。
その場で金庫の種類が特定されてしまえば、「破壊」できる金庫かどうかが見破られてしまい、金庫の防犯性は大きく損なわれます。
このようなことから盗難のリスクを可能な限り下げるために、持ち込みによる鍵開け依頼は避けた方が良いでしょう。
金庫を業者に持ち込みすることはデメリットが多くあるため、やはりオススメするのは出張サービスです。
まずは金庫が開かないことに焦らず、「金庫は防犯のための容器である」という本質を思い出すべきです。
金庫は開けることよりも、むしろ開かないことや開けられないことの方が重要です。
持ち込みのために金庫を移動させることで、盗難のリスクを高くしてしまうのは本末転倒ですから、可能な限り人目につかないように管理しましょう。
小さな金庫であれば持ち込みも可能ですが、重量のある金庫を業者に持ち込みをし、鍵を開けてもらうことのデメリットは多く、メリットは少ないです。
泥棒による盗難への対策、重労働により発生するケガの予防、出張料金の無料における金銭的なメリットの消失などを考慮すれば、金庫の鍵開けの際の持ち込みはあまりおすすめできません。
このようなことから盗難のリスクを避けるために出張サービスの利用をおすすめしております。
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大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。
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