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金庫の鍵開けを依頼したい!どんな業者に頼めばいいの?

2020.02.01 困ったとき


金庫は大切なものを強固に守ってくれるものですが、もしも故障して開かなくなってしまったときは鍵業者に力を借りなければなりません。

しかし、鍵業者によっては悪徳業者に引っかかる場合もあるため、慎重に選ぶ必要があります。

それでは、どんな業者に連絡を取ればよいのでしょうか?また業者を選択するときに気をつけるべきポイントがあるのでしょうか?

今回は金庫の鍵開けを依頼するときに押さえておきたい鍵業者の選定ポイントをご紹介していきます。

もしものトラブルに備えて、金庫の鍵開けについての知識を用意しておきましょう。

金庫の鍵開けは鍵業者に依頼する

金庫は防犯性の高さゆえに、「鍵を紛失する」、「暗証番号を忘れる」、「鍵自体が故障してしまう」など、トラブルが発生すれば自力で開くことは困難です。

最短の解決方法は鍵業者への依頼ですが、インターネットで検索を行えば多くの業者がヒットします。

しかし、金庫の鍵開けを依頼するときにはいくつか選定基準を持って選ばなければなりません。

金庫の鍵開けを依頼するときは、いったいどのような鍵業者を選ぶべきなのでしょうか?
鍵業者の選び方については次に詳しくお話しします。

金庫の鍵開けを依頼するときのポイント

金庫の鍵開けを依頼するときのポイントは以下の通りです。

  • 金額
  • 金庫の修理や処分についても考慮する
  • 業者の専門性をチェックする

金庫の鍵開けを依頼するときのポイントを解説します。

金額

鍵開けを依頼するときに気になるのは作業費用です。金庫には多くの種類があり、作業に必要な時間や専門性もそれぞれ異なります。

作業費用は実際の金庫を業者が調べて、金庫の種類やトラブルの状況に応じて見積もりを出すため、金額を前もって予想するのは困難です。

クーポンの有無や、インターネットからの予約で割引が発生するキャンペーンを開催している鍵業者などを利用すれば安く抑えることもできるでしょう。

  • 見積もりが無料である
  • 金庫の鍵開けができなかったら無料である

という鍵業者を選ぶのもトラブル回避に繋がります。

金庫の修理や処分についても考慮する

古い金庫が開かない場合は、金庫の鍵そのものが壊れているのかもしれません。そういった金庫は修理することも可能ですが、不用品として処分する選択もあります。

金庫を捨てるときにも、お金や手間が発生するため、もしも金庫を処分するつもりであれば、鍵開けを依頼する業者が金庫の処分を代行してくれるかどうかを重視すべきです。

あるいは、その金庫をこれからも使いたい場合では、金庫の修理を行ってくれる鍵業者を選ぶことも重要です。

金庫の鍵開けのときに、一部分を壊して開くケースもあります。部品の修理・交換を行ってくれる鍵業者であれば、その金庫をすぐに修理して、引き続き使うことができるでしょう。

業者の専門性をチェックする

金庫には家庭用や業務用など、多くの種類があり、金庫のタイプによっては高度な対応が必要な場合もあります。

業務用や高い防犯性がある金庫などの鍵開けの依頼は、専門性の高い鍵業者を依頼すべきです。

業務用の金庫の鍵開けの実績がある鍵業者を検索し、問い合わせてみましょう。

金庫のメーカーや大きさを伝えることで、その鍵業者が対応可能な金庫なのかが分かります。

業務用や、防犯性の高い特殊な金庫である場合、電話口でも可能な限り情報を伝えることが早期の鍵開けにつながります。

金庫の鍵開けについて知っておくべき知識

金庫の鍵開けは鍵業者に依頼すれば、すみやかに状況が解決します。

しかし、鍵開けを依頼する前に確認しておくべき点もあります。

金庫を買った購入店に連絡を取る

金庫を購入してから一定期間は製品保証があるため、その期間内の故障であれば、無料で修理してもらえます。

開かなくなった金庫が購入してからそれほど年数が経っていない場合は、購入した店に連絡することで代金なしに鍵開けを行えます。

そのため、保証期間内であれば、鍵業者に依頼するよりも購入店を頼るべきです。

金庫の鍵をなくした場合や暗証番号を忘れたときはメーカーを頼る

金庫のメーカーはアフターサポートを行っています。

合鍵の作成を注文したり、忘れてしまった暗証番号を教えてもらうこともメーカーのアフターサポートに含まれます。

そして、それらは間違いなく鍵業者への依頼よりも格安です。

金庫の暗証番号を知りたいだけの場合は、メーカーに聞けばトラブルは解決します。

鍵をなくしてしまったとき、ただちに金庫の鍵開けが必要でないのであれば、メーカーに合鍵を注文すれば費用を抑えられます。

販売店やメーカーのアフターサポートを心がける

金庫の鍵開けに関して緊急性がないときは、鍵業者ではなく販売店やメーカーに頼ることを推奨します。

そうすることで、鍵業者に比べて費用が安く済むというメリットを得られます。そして、純正品の合鍵が手に入り、それは鍵業者が作る合鍵よりも精度が高い鍵です。

その金庫をこれからも使い続けたい場合は、精度の高い合鍵を使うことで鍵穴への負担が減り、故障を遠ざけ、使用可能な年数を増やすことにつながります。

まとめ

金庫の鍵開けの依頼先は、鍵業者か販売店およびメーカーです。

保証期間であれば販売店やメーカーを頼り、急いで金庫を開けたいのであれば鍵業者に頼むことが優れた解決策です。

どの専門家に依頼しても金庫は開きますが、費用と時間のどちらを重視するかを考えて決めましょう。

鍵についてのご相談はこちらから。マッハ鍵サポートでも金庫の鍵開け対応しております!

WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本祐一

大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。

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