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盗難防止!5分でわかるイモビライザーの仕組みを解説

2020.01.01 防犯


車の盗難を防止するために、多くの防犯システムが開発されてきました。イモビライザーもその技術の1つです。

イモビライザーを搭載した車は格段に防犯性能が上がります。そのため、各国で車への取りつけが義務化される、あるいは義務化が議論されるほど社会的な信頼性をもった防犯システムとして活用されています。

そんなイモビライザーですが、そもそもどういった仕組みで車を守っているのでしょうか?

今回は、イモビライザーが車を守る仕組みをご紹介していきます。

モビライザーが車を盗難から守る仕組み

旧来は車に鍵を差し込めばエンジンが始動するように作られていました。しかし、イモビライザーを採用している鍵では、それだけではエンジンは動きません。

イモビライザーは鍵と車体に設定されている電子暗号が一致しなければエンジンがかからないのです。つまり、万が一鍵をコピーして使われたとしても車を乗り逃げされるという形で盗まれることがありません。

イモビライザーの基本的な仕組み

イモビライザーが制御しているのはエンジンの始動です。

イモビライザーの鍵にはICチップが搭載されており、このICチップからは電子暗号(IDの番号など)が送信されています。

ICチップに描き込まれたIDの情報を車両が受け取り、鍵と車両のIDが一致したとき、初めてエンジン制御ユニットが動き、エンジンがかかります。

つまり、イモビライザーとは物理的な鍵だけでなく、ID番号という電子暗号によっても守られた鍵であると言えます。

そして、イモビライザーの鍵を使えば、常に旧来の鍵と電子暗号の2つの仕組みで車が守られています。

イモビライザーの暗号の仕組み

イモビライザーは鍵と電子暗号により車を守っていますが、その暗号をコピーすることや偽造されることはないの?と心配になる方もいると思います。

しかし、この点も安心です。

イモビライザーは、暗号を解読するための時間が長くかかるので、暗号を解読してコピーするという方式で車が盗難される可能性はほとんどありません。

イモビライザーの防犯性が高いのは、その解読が困難な電子暗号があるためです。

解読されることのない電子的なロックがあるため、イモビライザーが有るか無いかでは車が盗難される確率は大きく変動することになるのです。

イモビライザーは優れた防犯の仕組みではあるが完璧ではない

イモビライザーは高度な電子暗号により、不正なエンジン始動を防ぐ仕組みです。

そして、イモビライザーが搭載されることで、車の盗難件数は大幅に減らすことができたという実績が各国で報告されています。

しかし、イモビライザーの防犯性は完璧であるとは言い切れません。残念ながらイモビライザーを搭載した車でも盗まれてしまうケースが報告されています。

イモビライザーカッターの悪用

実は、イモビライザーカッターという業務用品があります。

これはイモビライザーのIDをリセットするという道具であり、本来はメーカーや鍵業者が業務に使っている道具です。

これを不正に使うことで、車のイモビライザーのIDをリセットし、窃盗犯が用意していた鍵のIDと同じ暗号に再設定することができるのです。

こうすることで、窃盗犯は用意していた鍵のIDに車のIDを書き換えることができてしまうので、窃盗犯の鍵で、イモビライザーを搭載した車のエンジンを始動することも可能になります。

実際、窃盗事件のなかにはこの手法を用いて、車を盗まれたというケースが報告されています。

イモビライザーカッターは正当な工具の1つであるため、インターネット上の通信販売でも容易に入手することができます。そして、窃盗犯により悪用されることで、イモビラザーが持っている高度な電子暗号の仕組みが通用しないケースもあるのです。

イモビライザーは車上荒らしなどには対応できない仕組み

イモビライザーが守るのは、あくまでも「エンジンの始動に関して」です。

ですから、ガラスを割られる等の方法でドアを開けられてしまい、車上荒らしに遭うなどの被害を防止する効果は期待できません。

このようなことから、イモビライザーは車に対する全ての犯罪行為の抑止として機能する仕組みではないということも、知っておくことが大切です。

まとめ

イモビライザーは電子暗号でエンジン始動を制御する仕組みになっており、特定の手段でしか破られることはない高度な電子暗号による防犯です。そして、日本においても海外においても、車の窃盗件数を大きく減らすことに貢献しています。

しかし、完璧に車の防犯ができるというわけではありません。

イモビライザーを他の防犯システムと組み合わせることで、確実に被害に遭うリスクを軽減することができます。例えば、車側の電子回路に設置するイモビライザーカッター・ガードや、イモビライザーカッターを接続するための端子をカバーで守るなどの方法により、さらに高度な防犯が可能になります。

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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本祐一

大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。

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