
自転車の盗難を防ぐ鍵はどんどん進化しており、最近ではスマホで自転車の鍵を管理できるスマートキーも一般化しています。
普通の鍵と違い、スマホで解除できるスマートキーは扱いが難しく、価格も高いと誤解している人も多いです。
しかし実際は誰でも簡単に操作できる上に、普通の自転車の鍵と同じ価格帯なので、誰でも気軽に取り入れられます。
初期設定なども簡単ですし、初心者でも覚えやすい操作方法です。
今回は、スマートキーのタイプ、メリット、使い方について解説します。
Contents
毎日100件以上あると言われている自転車の盗難被害に遭わない対策として、今主流になりつつあるスマートキーには、普通の鍵と同じようにいくつかのタイプがあります。
自転車にもともとついている鍵のようにボディに設置して使うスマートキーがあります。
取り付けが面倒で、自転車のデザイン性を損なう可能性がありますが、鍵を施錠する前に自転車に取り付ける手間が省けるのがメリットです。
クロスバイクなどを施錠するときは、周辺のフェンスや建物などにつなぐ必要があります。
チェーン型のスマートキーならクロスバイクにも使えます。チェーン型と似た特徴のワイヤー型スマートキーもあります。
U字型や南京錠型のスマートキーは車輪に取り付けて、自転車の盗難を防ぎます。
スマートキーを自転車に取り付けて、手動で施錠するので手間がかかりますが、その分自転車に乗っているときのデザイン性を損ないません。
このように自転車のスマートキーは、普通の自転車の鍵と同じタイプがあります。
今使っている自転車の鍵のタイプが使いやすいという場合は、同じタイプのスマートキーを購入できるので、これまでと同じような手間で、さらに防犯性を高めることができます。
自転車の鍵を一般的なカギからスマートキーにすると、さまざまなメリットがあり、防犯性が高くなるだけではなく、利便性も上がります。
スマートキーにするともし自転車が大きくゆすられたり、スマートキーが壊されそうになったりした場合、鍵のアラームが起動するだけではなく、スマホに通知が届きます。
離れたところにいる時でも、自分の自転車の異変にすぐに気が付けます。
一般的な自転車の鍵の場合は鍵をなくしてしまうことがありますし、カバンの底の方にあって取り出すのにイライラしてしまうことがあります。
スマートキーならスマホで操作できるので、鍵をなくす心配も、探す手間もありません。
他には鍵の施錠は手動ですが、解除はスマホでできるので手間が省けるのもメリットです。
しかし人によってはスマホで操作するよりも鍵で施錠も解除もした方が楽という場合もあります。
自転車の鍵をスマートキーにすると楽になるかどうかは個人差がありますが、防犯性は確実に上がります。
一般的な自転車の鍵と同じタイプもあるスマートキーですが、実際の使い方は一般的な自転車の鍵とは違います。
スマートキーの場合は初期設定が必要なので、事前に済ませておきましょう。
スマートキーは専用アプリと通信して解除するため、電力を使います。
スマートキーの電力は充電式、電池式、ソーラー電池式と主に3種類ありますが、充電式の場合は充電を忘れないようにしましょう。
スマートキーはスマホで操作します。
スマホでの操作には専用アプリが必要なので、アプリストアからインストールしておきます。専用アプリに関しては、スマートキーの取り扱い説明書に記載されています。
スマートキーの専用アプリをインストールしたら、アカウント登録をしましょう。
一般的なアプリと同じようにメールアドレスとパスワードなど簡単な情報の登録です。
次に専用アプリにBluetooth接続を許可しておきます。
また、スマートキーの解除に使うデバイスを、いつも使っているスマホに設定しておきましょう。
スマートキーは鍵の施錠は一般的な自転車の鍵と同じように手動で行います。
解除するときは、専用アプリを起動して専用アプリで設定したパスワードを入力したり、指紋認証をしたりして解除します。
スマートキーは初期設定の手間がかかりますが、毎日の解除には手間がかかりません。
専用アプリは無料でインストールできる場合がほとんどです。
自転車のスマートキーはさまざまなタイプがあり、メリットがたくさんあります。
初期設定も簡単で使い方も手軽なので、大切な自転車を守るために生活に取り入れるのがおすすめです。
鍵に関することはマッハ鍵サポートにお任せください!
大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。
※エリアや時間帯や混み具合によっては加盟店へ出動依頼をする事があります。