
旅行や出張に向けてスーツケースに荷物をパッキングしていると、あれもこれも持って行こうと大荷物になります。ようやく荷物を詰め終わったと思っても、今度はスーツケースの鍵が閉まらないなんてことを経験がある人もいるのではないでしょうか。
スーツケースの鍵が閉まらない理由として、単純に荷物が多いだけではありません。そこで今回は、もしもの場合の応急処置と対策について解説していきます。また、荷物をコンパクトにするパッキング術についても併せてご紹介したいと思います。
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スーツケースに荷物を詰めすぎて閉めようと思ってもなぜか閉まらない…こんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。まずは、スーツケースの鍵が閉まらない4つの理由と、それぞれの対策についてご紹介します。
スーツケースの鍵が閉まらない原因のほとんどが荷物の詰めすぎです。荷物がスーツケースの閉じる部分に当たっていると鍵は閉まりません。これを改善するためには、荷物の量を減らすorもう少し大きなスーツケースを活用するようにしてください。ついついあれもこれも持って行こうと考えがちですが、本当に必要なのかを考えることも大切です。
スーツケースの鍵がダイヤル式の場合は、番号が間違っていないのかをしっかりと確認しましょう。設定した暗証番号が少しでもズレていると閉めることができません。すぐに番号を忘れてしまうという人は、スマホのメモ帳などに覚え書きしておくと便利です。どうしても分からない場合は、すべての番号を試してみてください。
スーツケースが少し歪んでいるだけでも、鍵が閉まらない原因となります。航空会社によっては預けた荷物を雑に扱われることもあるため、スーツケースに歪みが生じてしまうことも少なくありません。大きな破損が確認できるようであれば、航空会社に報告をしましょう。状況によっては修理対応もしくは、保険が適応されます。
上記3つの原因を確認してもスーツケースが閉まらない場合は、鍵が壊れている可能性があります。この場合、旅行や出張に出る前で時間に余裕があれば修理に出すか新しいスーツケースの購入を検討した方が良さそうです。また、当日などで時間が無いということであれば、スーツケース用のベルトを使って対応することをおすすめします。
旅行や出張前に慌ててパッキングをする人もいるかもしれません。しかし、ちょっとしたパッキングのコツさえ掴めば簡単かつ短時間で荷物をコンパクトにすることができます。直前になって慌てないためにも、パッキングの基本ポイントをご紹介します。
最初に押さえるべきポイントは、最低限の荷物だけを持って行くことです。旅行ともなるとワクワクした気持ちになって、ついつい普段は使わないようなものまで持って行きたくなります。しかし、現地で使わなければ重いだけです。急に必要になれば現地でも調達することはできますし、ショッピングを楽しめる機会にもなります。
長期の旅行で一番の荷物になるのが洋服です。旅行のために買ったばかりの洋服もあるかもしれませんが、シワになりにくい素材のかさばらないものを持って行くことをおすすめします。狭いスペースでも小さく折りたたんでパッキングができるだけでなく、シワを気にしてホテルなどでアイロンを借りるといった手間もかかりません。
どれだけコンパクトに収納しても、かさばってしまうものも出てくるでしょう。そんなときに活用したいのが圧縮袋です。特に厚手のセーターやジャケットなどは圧縮袋に入れて、省スペースを心掛けることが大切です。また、持って行く洋服のなかで一番かさばるものを出発日に着ていくことで荷物をコンパクトにすることができます。
空港などで鍵が壊れてしまったら専門業者へ依頼することをおすすめします。鍵のタイプにもよりますが、15分~30分程度で作業が完了します。無理やり開けようとすると、鍵自体を壊してしまう危険性もあります。そうなった場合に鍵の交換など費用が上乗せされてしまう可能性もあるため、プロに依頼した方が安心して開けることができます。
荷物の詰めすぎなどが原因でスーツケースの鍵が閉まらないなどのトラブルを経験した人もいるのではないでしょうか。基本的には今回ご紹介したパッキング術で解消することができます。また、鍵が壊れてしまったら慌てずに専門業者へ連絡をしてみてください。
大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。
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