
海外旅行のスーツケースに鍵をかけた方が良いのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。渡航先によってはTSAロックであっても「鍵をかけないように」とのアナウンスがされています。とはいっても、鍵をかけないことで起こるリスクもあります。
そこで海外旅行する人へ向けておすすめしたいアイテムがスーツケース用のベルトです。鍵の代替としてだけでなく、ベルトを使うことでさまざまなメリットが生まれます。盗難対策として役立つスーツケース用のベルトについてご紹介します。
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スーツケースには鍵をかけないという人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのがスーツケース用のベルトです。なぜ必要なのか、4つの理由をご紹介します。
海外の航空会社では預け荷物を投げて運んだりするなど、乱暴に扱われることも少なくありません。そのため、荷物を移動させたり、積み上げたりするときに、衝撃で鍵が開くことで中身が全部飛び出してしまう可能性も考えられます。そんなときにスーツケース用のベルトをしておけば、中身の飛び出し防止につながります。
空港などではほとんどの人がスーツケースを持ち歩いています。しかし、似たようなタイプのスーツケースが多く、ターンテーブルからスーツケースを探すときなどに取り間違えてしまうといった事例は少なくありません。ステッカーやバンダナだけでなく、遠くからでも自分のモノだと判別できるスーツケース用のベルトは目印としても役立ちます。
日本人が海外旅行で多く被害に遭っているのが置き引きや盗難です。どこの国でも、残念ながらスーツケースの中身を盗難する人がいるのも現実。中身が盗まれてしまわないように、または取り出しにくくするために、スーツケース用のベルトを装着するだけで予防策になります。鍵付きのベルトであればなお安心です。
スーツケース用のベルトはインターネット通販やホームセンターなど、さまざまな場所で購入することができます。用途や予算に合わせてピッタリのものを選びましょう。
預け荷物をラフに扱う空港は少なくありません。スーツケース用のベルトをしているからといっても、投げられた衝撃でバックルが外れてしまうこともしばしば。耐久性の問題から途中で取れてしまわないように、なるべく丈夫なタイプを選ぶようにしましょう。
空港のターンテーブルだけでなくホテルや外出先などでも、似たようなスーツケースの取り間違えは起こりやすいもの。他人との差別化を図るために、なるべく目立ちやすいものを選ぶと良いでしょう。スーツケースの色と同化しないものを選ぶのがおすすめです。
スーツケース用のベルトは大きく分けて4つのタイプに分けられます。どの種類もそれぞれにメリット・デメリットがあるため、しっかりと理解したうえで使い分けましょう。
金属またはプラスチック製の金具にベルトを通して固定するタイプです。ベルトを引っ張り締めて使うため、強く固定することができます。しかし、一度強く締めすぎると外しにくくなるため、ベルトを締める前にスーツケースの中身を一度確認しておきましょう。
プラスチック製の金具をカチッとはめて固定するタイプです。ワンタッチで着脱可能なため、時間がないときでも簡単にスーツケースの開け閉めをすることができます。しかし、金属製のタイプよりも壊れやすいため、しっかりと固定されているか確認してください。
マジックテープで固定するタイプで、ワンタッチタイプと同様にベルトの着脱が簡単です。しかし、誰でも簡単に取り外し可能なため、強度には少し不安が残ります。スーツケースによってはベルトが余ることもあるため、長さにも考慮しながら選ぶようにしましょう。
防犯面で不安が残る場合は、鍵またはダイヤルでロックできるTSAロックタイプのベルトがおすすめです。しかし、決めた数字を忘れたり鍵を紛失したりすると外すことができません。このような事態が起こらないためにも、しっかりと保管しておくようにしてください。
海外の空港では必ずしも預け荷物が丁寧に扱われるわけではありません。途中で中身が飛び出してしまったり、大切なものを紛失してしまったりするのを防ぐために、スーツケース用のベルトを装着しておくことがおすすめです。特に鍵付きのベルトなら盗難防止としても役立ちますので、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。
大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。
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