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column コラム

【目的地別】海外旅行にスーツケースの鍵は必要?各国のロック事情を徹底調査

2019.11.01 鍵について

多くの荷物を収納できるスーツケースは海外旅行や長期出張などには便利です。さまざまなタイプのスーツケースが販売されていますが、「鍵をかけておかないと防犯面が不安…」と感じている人もいるのではないでしょうか。

しかし、渡航先によってはスーツケースに鍵をかけられないケースもあります。状況によっては空港職員に鍵が壊されてしまうことも。そこで今回は、海外旅行における各国のスーツケースの鍵がどのような扱い方をされるのかについてご紹介します。

アメリカ便のスーツケースには鍵をかけたらダメ?

2001年9月3日に発生した同時多発テロ以降、アメリカ国内の空港における荷物検査やセキュリティ検査が厳しくなっています。その影響からアメリカ方面に渡航する場合に限り、スーツケースには鍵をかけないようにとアナウンスされています。

空港職員に壊されることも

アメリカの各空港内における荷物検査やセキュリティ検査ではX線でスーツケースのなかに不審物が入っていないかをチェックしています。それ以外にも空港の職員がランダムに選んだスーツケースを確認することがあります。このときスーツケースに鍵がかけられていたとしても、空港職員による鍵の破壊が許可されています。

TSAロックなら施錠してもOKなの?

このような事態を避けるためにTSAロックが開発されました。TSAロックとは、アメリカ運輸保安局(TSA:Transportation Security Administration)によって認可・容認された鍵のことです。TSAロックは空港職員だけが持つことが許される専用のマスターキーで鍵を開けられるため、壊される心配はほとんどありません。

ロックは開錠した状態で預ける

少し前はTSAロックなら鍵をかけた状態で預けても問題ありませんでしたが、最近は航空会社からスーツケースに鍵をかけないようにとアナウンスされています。

以下の国や地域に渡航する予定のある方は注意が必要です。

  • アメリカ全土
  • グアム
  • ハワイ
  • サイパン
  • アラスカ

アメリカ以外のスーツケースの鍵事情


アメリカ以外の国や地域の空港では、例外を除いて、スーツケースの鍵が壊されることはほとんどありません。ヨーロッパやアジア、アフリカ、南米などへ渡航するときは、スーツケースに鍵をかけることが許されています。ただし、空港職員以外に開けられるというリスクは消えないため、預ける荷物に貴重品は入れないという基本は守りましょう。

施錠しないスーツケースの防犯対策は?

鍵をかけないことで起こるリスクはさまざまですが、回避できないわけではありません。これらのトラブルを未然に防ぐためにやっておきたい対策についてご紹介します。

貴重品は機内持ち込み

荷物を預けることは海外旅行において基本ですが、すべて機内持ち込みにすれば盗難や鍵の破壊といったリスクを回避することができます。しかし、利用する飛行機やグレードによって機内持ち込みができる荷物サイズは変わってきます。そのため、荷物が多い場合は預ける必要が出てきますが、荷造りの段階で検討してみても良いかもしれません。

スーツケースベルトを装着する

鍵をかけていないと途中で中身が飛び出してしまう可能性があります。このような事態を防いでくれるのがスーツケース用のベルトです。また、ベルトが巻かれていれば盗難されるリスクも軽減されます。さらにどれも似たようなスーツケースばかりなので取り間違えなどの問題は少なくありませんが、ベルトを巻いておけばひと目で判別できます。

スーツケースが壊れた状態で戻ってきたときの対処法

過去にはTSAロックであってもスーツケースの鍵が壊れた状態で戻ってきたというトラブルも発生しています。そのときに試しておきたい対処法についてご紹介します。

海外旅行保険の対象になることも

たとえTSAロックの鍵が壊されてしまったとしても、航空会社が補償してくれることはほとんどありません。補償対象になるかどうかは、各航空会社の免責事項を確認してみてください。ただし例外を除いて、“携行品損害”として海外旅行保険の対象になることがあります。

空港の職員に報告する

海外旅行保険の対象になったとしても、保険のデスクに連絡するだけで補償してくれるわけではありません。破損や不具合を発見した時点でスタッフに報告して、航空会社が発行する「破損証明書」を必ず受け取ってから保険会社に連絡するようにしてください。

まとめ

海外旅行におけるスーツケースのロック事情は渡航先によって変わってきます。鍵をかけないスーツケースを預ける場合、貴重品の管理には十分気を付けてください。また、スーツケースの鍵が壊れた状態で戻ってきたとしても、海外旅行保険などで補償してもらえる場合があります。トラブルが発生したらすぐに近くのスタッフに相談しましょう。

WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本祐一

大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。

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