
引き出しや机の鍵など、家の鍵よりも小さくて紛失してしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。子どもの学習机だけでなく、会社のデスクの鍵まで失くしてしまうと、落ち込むのはもちろん、厳しい処分が科されるかもしれません。
とはいっても、大事な書類などが入っていれば、すぐに解決する必要があります。そこで今回は、机などの引き出しの鍵を紛失したときの対処法についてご紹介します。いざというときに慌てないためにも、何をすべきなのか参考にしてみてください。
Contents
会社の鍵を紛失したら焦ってしまい、どのような対応をするべきなのか冷静な判断ができなくなるもの。トラブルが発生したら、すぐに以下の行動をとって対処していきましょう。
会社の鍵を紛失したら「責任者(上司など)」に報告してください。そのまま黙っていても、いつかはバレるときがきます。社会人としての重要な信用を失う前に、正直に報告することが大切です。また自分では鍵を紛失したと思っていても、盗難されている可能性もあります。状況が悪化する前に、できるだけ早く報告するようにしましょう。
保身のために内緒で合鍵の作成をしようと考えている人もいるかもしれません。しかし、勝手に行動すれば、過失責任や隠ぺい行為を追求されることもあります。デスクの鍵を紛失してどのような行動を取ればいいのかは会社の指示に従ってください。もし「自分で作らなければいけない」となった場合は、鍵業者との交渉を行いましょう。
会社の鍵を紛失した場合、給与や昇給などに影響が出てしまうと懸念する人もいるかもしれません。どのような処分になるかは企業の規定によって異なるものの、始末書提出などの訓告処分程度で済まされるのが一般的です。また、鍵を交換することになれば、その費用を給与から天引きとなる可能性は十分に考えられます。
会社のデスクとは違い、子どもの学習机の鍵を紛失した場合は、自分の判断で対応することができます。何を選択するのかは、自分に合った方法で解決しましょう。
学習机の鍵が簡易的なものであれば、自分で開けられることもあります。マイナスドライバーなど、平たくて硬いものを使って鍵が回せるかを試してみましょう。ただし、無理やり開けようとすると壊れたり、傷ついたりして状況を悪化させるかもしれません。少し試してみてダメだと感じたら、他の方法に切り替えることをおすすめします。
学習机のメーカーに問い合わせれば、合鍵の作成に対応してくれることもあります。問い合わせるときは、机の型番や鍵の番号を確認しておきましょう。ほとんどの場合は有料で、合鍵作成には1,000円程度の費用がかかります。また、古いタイプの学習机だと合鍵作成に時間を要することもあり、1~2週間程度は覚悟した方が良さそうです。
すぐにでも開けたいのであれば、専門の鍵業者への依頼をおすすめします。電話一本で駆けつけてくれるだけでなく、即日対応でどの方法よりも早く解決します。費用は8,000円程度とメーカー対応よりも高くなりますが、急いでいる場合などには依頼してみるのも一つの方法です。まずは、電話で問い合わせて見積もりをしてもらいましょう。
通帳やハンコといった貴重品をタンスや棚の引き出しに保管している人もいるのではないでしょうか。学習机と同様に、ご自身に合った方法で解決してください。
製造したメーカーが分かれば、電話で合鍵の作成が可能かどうかを問い合わせてみましょう。こちらの場合も学習机と同様に、型番や鍵番号を伝えてください。とはいっても、タンスや棚は親子何世代にもわたって何十年も同じものを使っている家庭も少なくないため、メーカーでは取り扱っていないこともあり注意が必要です。
メーカーに問い合わせてみても合鍵の作成が難しい場合は、専門の鍵業者に依頼してみましょう。大切なタンスや棚を傷つけないためにも、自分で無理やり開ける方法はおすすめできません。鍵の種類によっては、新しい鍵に交換することも可能です。貴重品入れにしている人は、防犯性を高めるためにも検討してみてください。
鍵付きの引き出しに大事なものを保管している人は少なくないはず。費用をかけずに自分で無理やり開けようとする人もいますが、壊れるリスクもありおすすめしません。まずはメーカーに問い合わせてみて、それでもダメなら専門の鍵業者に相談してみてください。
大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。
※エリアや時間帯や混み具合によっては加盟店へ出動依頼をする事があります。