
いつも持ち歩いているものでも、いつの間にか紛失していることはよくあること。出掛けるときに車の鍵が見つからない、こんなトラブルを経験したことがある人もいるかもしれません。まずは冷静になって周りを探してみることが大切です。
それでも見つからない場合は、どのような対応をすればいいのでしょうか。そこで今回は、車の鍵を紛失したときの解決方法をご紹介します。いま車の鍵を失くして焦っている最中の人は、最善の策を探すためにも参考にしてみてください。
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最近は、キーレスなどで車の鍵をポケットやカバンの中に入れた状態の人も少なくありません。そんな車の鍵を紛失したときに知っておきたい3つの対処法をご紹介します。
マンションなどと同様に、車の鍵もスペアキーが存在します。納車時に受け取ったスペアキーを自宅で保管している人がほとんどではないでしょうか。家からまだ出発していない人であれば、スペアキーを代用することができます。また、外出先であっても家族や友人に頼んで持ってきてもらうなど対応を考えてみてください。
もしかしたら、親切な方が警察に届けてくれているかもしれません。車の鍵が届いていないか、最寄りの交番や警察署に問い合わせてみます。もし届いていない場合は、遺失届を提出しましょう。遺失届を出す際は、鍵の特徴をできるだけ細かく記入することがポイントです。警視庁の遺失届の記入例を参考にしてみてください。
すぐにでも開けたいのであれば、専門の鍵業者への依頼をおすすめします。電話一本で駆けつけてくれるだけでなく、即日対応でどの方法よりも早く解決します。鍵開けの費用は鍵の種類や時間帯などによって変動しますが、10,000円程度が相場です。大事な予定が入っていて急いで対応して欲しいときに検討してみてください。
JAFの会員(年会費4,000円)であれば無料で鍵開けに対応してもらえます。ただし、作業料金はかからなくても「バッテリーやガソリンといった部品・油脂・燃料代は実費」になることは覚えておきましょう。また、30分を超える作業時間やJAFの非会員は有料(例:一般道で夜間だと14,940円)となっています。
すぐに対応してもらえるわけではありませんが、ディーラーに連絡するのもひとつの方法です。ただし、鍵開けを依頼するというよりも、純正のスペアキーをつくることを目的として利用した方が良いでしょう。また、鍵業者が作成するような複製品ではないため、スペアキーの作成には時間だけでなく相応の費用もかかります。
車の鍵を紛失したからと、慌ててJAFなどに連絡しようとしていませんか。まずは、冷静になって周りを探してみましょう。その後に、以下のポイントを確認してみてください。
車の鍵を失くしたと思ったら、車の中に鍵を忘れているパターンは少なくありません。どちらの場合もスペアキーなどで鍵を開ける必要がありますが、まずは車の中を確認してみましょう。インロックをしないように、車を出るときは鍵の有無を確認することが大切です。
スムーズな解決のためには、いま置かれている状況を相手に詳しく伝えることが欠かせません。より早く現場に来てもらうために、以下の6つの項目をチェックしましょう。
紛失しないに越したことはありませんが、このようなトラブルは誰でも起こり得ること。少しでもアクシデントを減らすために、いますぐできる2つの工夫をご紹介します。
車の鍵に限った話ではなく、紛失を防止するためにはいつも決まった場所に置くことで未然に防ぐことができます。たとえば、インロックを頻繁にしてしまう人であれば、ズボンのポケットやキーケースに入れておくなどで解決します。自宅にいるときはキーボックスにかけておくなど、鍵の管理をしっかりとするクセをつけておきましょう。
最近、紛失防止アイテムとして注目を集めているのがスマートタグです。BluetoothやGPS機能を使って、スマートフォンと連動することで、紛失時の捜索をサポートしてくれます。車の鍵以外でも財布や自宅の鍵などに取り付けて使用することができます。防水性に優れているものもあるため、外出先で失くしても安心です。
大切な鍵だからこそ、管理はしっかりと行う必要があります。とはいっても、紛失するアクシデントは誰にでも起こり得ること。紛失したらどうすれば良いのかを事前に確認しておくことも大切です。JAFの非会員で費用を安く抑えたい方は、鍵業者に依頼した方が良いでしょう。
大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。
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