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勝手に部屋の鍵がかかってしまった!簡単に鍵開けできる?

2020.08.15 鍵のトラブル


部屋のドアを乱暴に閉めたとき、あるいは老朽化していたときには、ドアを閉めるさいの衝撃に耐えきれず、鍵が誤作動することがあります。

そうすると、部屋の鍵が勝手にかかってしまうことがあり、ドアを開くことができなくなります。

もしも、そんな鍵トラブルに見舞われてしまったときには、どういった対処法があるのでしょうか?

今回は部屋のドアの鍵が勝手にかかってしまい、閉じ込められてしまったときなどに試せる、簡単な鍵開け方法を紹介します。

部屋のドアの簡単な鍵開け方法!

鍵開けは専門的な知識がいる技術ですが、部屋の鍵など簡易な仕組みのものであるときは、素人のちょっとした行動で鍵開けすることも可能です。

もちろん、高度な防犯性がある鍵であるほどに難しくなりますが、一般的な部屋の鍵開けは自力でも開けられることが多いと思います。

万が一のときは、以下の方法を試してみてくださいね。

緊急開錠装置を回す!

部屋の鍵のいくつかには、緊急時に部屋の外からドアの鍵開けができる装置がついています。

ドアノブの近くにある横一直線の溝が走っている構造物を探しましょう。その構造物が緊急開錠装置です。もしも、ドアにその装置がついていれば、これを使って簡単に外部から部屋の鍵開けができます。

溝がついた装置があれば、その溝に十円玉などのコインをあてがい、そのまま縦にひねります。この装置は室内のサムターン(ロックしたり開錠したりするツマミ)と連動しているため、これを回転するだけで簡単に鍵開けができます。

ラッチを操作する!

ドアとドア枠のすき間をのぞき込んでみましょう。

カードなどの平たいものを使い、ラッチを押し込みましょう。

そうすればラッチが動き、ロックが外れて、簡単に鍵開けができることがあります。

ただし、新しいドアや鍵であれば防犯性が向上しているため、この方法が通用しないケースも多くあります。

基本的に簡単な鍵開け方法は上記の二つ!

部屋の鍵は簡易なものも多いため、ほとんどの場合、上記の方法を使えば鍵開けすることができるでしょう。

しかし、鍵の種類や防犯性の高いドアの構造などには、これらの方法では対応できません。

上記の二つの対策で部屋の鍵開けができないときは、自力での鍵開けをあきらめて鍵業者の出張サービスに依頼をしましょう。

緊急性がある場合の部屋の鍵開け方法!

緊急性がある場合、鍵業者に依頼をしている時間がない場合の部屋の鍵開け方法についてみていきましょう。

緊急開錠装置やラッチで鍵開けが簡単にできればよいのですが、そうはいかない場合もあるかもしれません。

鍵業者への依頼が最適ですが、もしも緊急性があり、自力で部屋の鍵開けを試みなければならないときには、下記の方法もあります。

部屋のドアを蹴破る

ドアや錠前が破損することが前提になりますが、ドアを蹴破ることで部屋のドアを開けられます。

コツは体を固定してドアを押し込むように蹴り込むことです。

家具や壁などを使って、体を固定した状態でドアを蹴り込みます。

蹴り込むべきポイントはドアノブの近くであり、錠前の構造がある部分を押し込むようにすることです。

部屋のドアは錠前の構造もドアそのものも、それほど頑丈には作られていないものが多いため、蹴り込んで破壊することは可能です。

ケガをするリスクもあるため、あまりおすすめできない方法ですが、急病人が部屋の中に取り残されている、どうしても部屋の外に出る必要があるなど、緊急性があるときには試みるのも一つの方法です。

ドリルで錠前を破壊して鍵開けする

ドリルを使えば部屋の錠前を破壊できます。

破壊する方法は、鍵穴の周りです。ドリルで鍵穴周囲をキレイにえぐり取れば、鍵開けができるでしょう。

難しいというよりも、修理費用がかかる方法なので、よほどの緊急事態でなければ試さずに鍵業者に依頼を出すほうが費用も時間も有効に活用できてよいのですが、緊急性がある場合はこの方法も選択肢になります。

バンピング!

ピッキング専用のツールは、鍵業者以外の所持が法律で禁止されています。

そのため自作でピッキングツールを作るなどの行為も推奨しかねますが、部屋のドアを鍵開けする方法としても、もちろん使えます。

なおバンピングは、鍵穴に差し込める適当な鍵と、ハンマーを用意し、鍵を不完全に差し込んだ状態にして、わずかばかりに開錠する向きに回し、力をかけたままその位置を維持します。

そうしながら鍵をハンマーで鍵穴の奥を目掛けて叩くことで、鍵とシリンダー内のピンを衝突させ、開錠のために必要な位置までピンを跳ね上げて、鍵開けします。

コツと道具も必要であり、それほど簡単にできる方法ではありませんし、鍵を破壊する行為になるため推奨はできませんが、緊急時においては試してみる価値があるかもしれません。

まとめ

何らかの拍子に、勝手に部屋の鍵がかかってしまうということは、よくあると言っても過言ではない鍵トラブルです。

緊急用の開錠装置がついていれば簡単に鍵開けができることが多いでしょう。

ほかの方法についても試してみる価値はありますが、緊急性ではない場合は、鍵屋に頼ったほうがのちのちの修理代なども含めると安く、効率的な鍵開けができます。

鍵に関するご相談は、どんなことでもマッハ鍵サポートにご連絡ください!

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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本 祐一

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