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部屋の鍵が開かなくても大丈夫!?自分で鍵開けしてみよう

2020.08.16 困ったとき


部屋のドアを乱暴に閉めてしまったときや、ドアや鍵の老朽化による不意なトラブルの発生、あるいは部屋のなかにいる小さな子供がイタズラして鍵を閉めてしまった…このようなとき、部屋の鍵が開かなくなってしまうことがあります。

このような鍵トラブルの解決方法で最もオススメできるのは鍵業者を呼ぶことですが、状況次第では自分で鍵開けすることも可能です。

今回は部屋の鍵を自分で鍵開けする方法を紹介します。

万が一、部屋の鍵開けができないというようなトラブルが発生したときは、慌てず行動しましょう。

部屋の鍵開けを自分でする方法!

部屋の鍵トラブルで多いのは部屋の鍵が開かなくなることです。

老朽化や子供のイタズラ、偶発的なアクシデントにより鍵開けが必要な状況に陥ることは決して珍しくはありません。

鍵業者を呼べばどんな鍵トラブルもすぐに解決できますが、費用や時間もかかります。

まずは冷静になり、自分で解決できる鍵トラブルなのかを確認しましょう!

下記の状況であれば、あっさりと自分の力だけでも解決できます。

部屋の鍵開けは緊急用の開錠装置が付いていれば自分でできる!

鍵開けしたい部屋のドアを確認しましょう。

ドアノブの周辺に、まっすぐな溝の走った小さな構造物があるかもしれません。

その構造物は緊急事態に備えて設けられている、開錠装置です。

この開錠装置の溝にコインなどを差し込み、横になっている溝を縦に回転させれば、部屋の鍵開けは完了します。

全ての部屋のドアに付いているとは限りませんが、一部のドアの鍵にはこういった装置が付いているため、自力で部屋の鍵開けを行いたいときは、この装置の有無を確認しましょう。

なお老朽化により開錠装置が壊れている、建付けが悪いなどで、開錠装置が動かないこともあります。

そういった状況下では、ほかの手段を用いて鍵開けを試みます。

ラッチを操作してみる!

部屋のドアとドア枠のあいだをのぞき込んでみます。

ドアから生えた構造物が、ドア枠の溝にハマり込んでいる様子が確認できるかもしれません。

この突起状の構造物をラッチと呼び、これを操作することで鍵開けが可能になります。

カードのように薄く平べったいものをすき間に差し込み、ラッチを操作して鍵開けを試しましょう。

全てのドアで使える方法ではありませんが、防犯性の低い古いドアであれば鍵開けをすることができます。

しかし、新しい鍵であるほど、またドア枠の形状やドアの開く方向などによっては、有効な方法ではありません。

窓から部屋に入って鍵を開ける!

子どもが部屋に閉じ込められているというような場合は、ドア以外のルートで部屋に入る方法を考えるのも良いでしょう。

慌てていると思いつかないかもしれませんが、部屋の中に入れば、ドアの鍵開けはすぐさま完了します。

窓などから部屋の中に入れる方法があれば、試してみてはいかがでしょうか。一階の部屋などで、窓の鍵が開いているのなら、そこから簡単に入れます。

二階以上であったとしても、足場があるのならそこから入ることも可能ですが、墜落により死傷するリスクも発生するため、困難なルートであれば、絶対に無理をしないようにしてくださいね。

緊急性があるときはドアや鍵を壊す!

部屋の鍵が開かなくなってしまった場合、一般的な対処としては、「自力で鍵開けをする」ことです。

しかし、どうしても鍵開けは難しいということもあるでしょう。

その場合は、鍵業者に依頼をするという選択がベターですが、緊急性があるときはドアや鍵を壊すという方法を選択しなければならないこともあります。

ドアを蹴破る!

部屋のドアは一般的に強度が高いものではありません。

家具や壁に体を固定するようにして、押し込むようにドアを蹴り込みましょう。

ドアノブ近くの鍵の構造がある部分を狙います。

部屋の奥に突くように、体重を浴びせるように押し込むことができれば、平均的な体重と筋力があり、頑丈でないドアであれば蹴破れます。

筋力や体重が少ない女性である場合や、ドアが新しいもので頑丈なものであれば、この方法での鍵開けは困難かもしれなせん。

また、蹴破るときには負傷するリスクもあるため、推奨しかねますが、部屋に急病人がいる場合などは選択肢の一つになります。

ドリルで錠前を壊す!

ドアの鍵の部分をドリルでキレイにえぐり取れば、鍵開けをすることも可能です。

鍵穴周辺にある構造物が施錠のために機能する装置です。

これらを根こそぎドリルで壊してしまえば、どんなドアでも鍵開け可能です。

ドリルがあれば難しい作業ではありませんが、確実に鍵を破壊できます。

部屋の鍵開けができないとき…基本的には無謀な鍵開けは推奨しません!

ドアや鍵を壊してしまうと、修理費用がかかりますし、負傷のリスクを伴います。

どうしても部屋の鍵を開けなければいけないという場合は仕方がありませんが、そうでなければ鍵業者を読んで、鍵やドアを大きく壊すことなく鍵開けをしてもらいましょう。

まとめ

部屋の鍵開けを自力で、かつ安全に行える方法は限られています。

もしものトラブルが発生したとき、簡単に鍵開けできないと判断したときは、鍵業者に依頼をしましょう。

部屋の中に熱中症患者などの急病人が閉じ込められている場合は、鍵業者ではなく119番に電話して消防のレスキューを呼ぶなどしてくださいね。

鍵に関するお困りごとは、マッハ鍵サポートにご連絡ください。

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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本祐一

大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。

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