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開かない部屋の鍵の鍵開け方法を5つ紹介します!

2020.08.14 インロック


鍵の老朽化による故障や、ドアを閉めるときの衝撃によりロックが不意にかかってしまうなど、部屋の鍵が開かなくなることもあります。

もしも部屋の鍵が開かなくなり、鍵開けしなくてはならないときには、どんな方法で鍵開けをすればよいのでしょうか。

今回は、部屋の鍵開けに使えるテクニックについてご紹介していきます。

部屋の鍵を自力で鍵開けできる方法もあるので、専門家である鍵業者への依頼をする前に、自力での鍵開けを試してみてくださいね。

開かない部屋の鍵開け方法!

部屋のドアが開かないときには、どういった方法で鍵開けをすればいいのでしょうか?

正規の手順による鍵開けが最も好ましいので、それが自力でできないときには鍵業者へ依頼すると良いでしょう。

部屋の鍵開け方法にはいくつか自力でおこなう方法があります。

中には部屋の鍵を壊してしまうリスクを伴うものもありますが、「家族が閉じ込められた」などの緊急事態に備えて、もしものときにも使える鍵開け方法を紹介します。

部屋のドアの鍵開け方法とは?まずは緊急開錠用の装置をチェック!

全てのドアについているものではありませんが、部屋用のドアの錠前には緊急時に部屋の外から鍵開けをするための装置が付いていることがあります。

それは縦あるいは横に走る溝状の構造物であり、ドアノブの近くを探してそれが見つかれば、外からドアの鍵開けをすることができます。

この構造物の溝にコインなどを当てて、そのまま通常時の鍵開けをするように回転させます。

室内のドアノブについているツマミとこの装置は連動しているため、これを回すことができれば鍵開けが完了します。

部屋の鍵が開かないときは、まず、この開錠装置を探してみましょう。

バンピングを使って開かない部屋の鍵開けを試みる!

鍵穴に負担がかかりますし、確実に鍵開けすることができるとは断言できませんが、バンピングという技術があります。

バンピングの準備は、鍵穴に差し込める適当な鍵と、ハンマーを用意することで完了します。

鍵穴にやや浅く鍵を差し込みます。

そして、鍵開けをするときの要領で、ほんの少しだけ鍵を回して力をかけておきます。

左手で鍵を保持したまま、右手でハンマーを使い鍵穴の奥に衝撃が伝わるように叩きます。

こうすることで、鍵穴内部にあるシリンダーのピンに滑走する鍵が衝突し、ピンを打ち上げて、鍵開けに必要な位置にピンが一瞬だけ移動します。

うまく行けばこれで部屋の鍵開けができます。

また、これに似た要領で、瞬間の衝撃で全てのピンを跳ね上げて鍵開けするのではなく、シリンダー内のピンを一つずつ開錠していく方法にピッキングがあります。

専用の工具を自作するか入手すれば、ピッキングを行うことも可能ですが、法律で鍵業者以外のピッキングツールの保持は禁止されています。

ドリルを使って部屋の鍵を破壊して鍵開けする!

市販のドリルを用いることで、錠前を破壊して鍵開けする方法があります。

これを行えば確実に錠前は壊れてしまい、元通りにするには新しい錠前に交換するほかありません。

しかし、どんなことをしても部屋の中に入りたいのであれば、この方法も有効です。

ドリルを使って部屋の鍵を鍵開けする方法は、ドリルで鍵穴の周囲の部品をキレイにえぐって破壊するというものです。

錠前のロック機能は消え失せ、部屋のドアの鍵開けが可能です。

部屋のドアを蹴破って鍵開けをする

ドアを蹴破るときは、ドラマなどで見るようにドアに体当たりをするのは危険です。

イスがあれば、イスに座っておこないましょう。

あるいは、ほかの家具や壁などに体を支えさせた状態で、部屋のドアの錠前近くを強く押し込むようして蹴り込みます。

そして、体重をかけて押しつぶすように踏み抜きましょう!そうすれば、部屋のドアの錠前を壊すことができ、鍵開けは完了します。

基本的に部屋の鍵が開かないときは鍵屋さんに依頼しよう!

鍵業者に依頼せずとも自力で鍵開けを行うことは可能です。

しかし、熟練の技術がいるものもあれば、体力を使うものもあり、自身が負傷するリスクや部屋の錠前が破損してしまうリスクがあります。

そのため、基本的に鍵業者へ依頼して、鍵開けしてもらうことをおすすめします。

鍵業者にピッキングで鍵開けしてもらう!

鍵業者であれば専門の工具を使ってピッキングなどをおこない、素早く開かない部屋のドアを鍵開けしてくれます。

鍵が開かない理由の多くは、老朽化による故障です。

鍵業者を呼んで、部屋の鍵開けをしてもらったあとは、新しい鍵に交換してもらうと良いでしょう。

そうしなければ、また同じように部屋の鍵開けができなくなる可能性があります。

新しい鍵に交換すれば、これからは問題なくドアが使えるでしょう。

まとめ

部屋の鍵開けを自力でする方法はいくつかあります。

鍵を破壊する、鍵開けをおこなう人がケガをするなどのリスクが無ければ、自力で部屋の鍵開けをするという方法を試してみると良いでしょう。

しかし、鍵の破壊やケガのリスクがある場合は、鍵業者に依頼をしたほうが安全で安心です。

自力での鍵開けにこだわれば、結果的に鍵を壊してしまい、修理費用が発生してより多くの出費になるリスクもあります。

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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本祐一

大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。

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