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泥棒は窓から入ってくる?窓の鍵の防犯性を高めよう!

2020.07.20 防犯


玄関ドアの鍵を強化することも防犯には大切なことです。しかし、意外なことに玄関ドアよりも窓のほうが、泥棒の侵入ルートになりやすいのです。

玄関ドアは丈夫であり、施錠されていることが多いものですが、窓の無施錠は少なくありません。

また高層階の住人には油断も起きやすいのです。

二階以上の窓から、ときには八階以上の高層階の窓からも泥棒が侵入してきます。

窓からの泥棒の侵入被害が多い以上、窓の鍵の防犯性を高めることが必要です。

今回は、窓の防犯性を高め、泥棒に侵入されるリスクを下げるための具体的な方法をご紹介していきます。

窓の鍵を強化して防犯性を上げよう!

窓の鍵はクレセント錠と呼ばれるレバーがついた鍵で施錠しているのが一般的です。

クレセント錠は、かんたんに窓をロックしてくれる利便性の高い鍵ですが、それだけに頼っていたのでは防犯上のリスクがあります。

窓の鍵を強化する有効な防犯グッズをご紹介していきます。

下記の防犯グッズを使えば、クレセント錠だけに頼らずに、より高度な泥棒対策を行えます。

面格子を取り付ける!

泥棒を遠ざける効果の高い窓が、面格子付きの窓です。

金属製の格子が取り付けられた窓になるため、格子を壊さなければ窓から屋内に侵入することはできません。

防犯を考えたときには、とても効果的な窓になります。

泥棒の侵入には、窓を面格子付きのものに取り換えるという方法が極めて有効です。

新築・リフォーム時に選べば、窓の防犯性を大きく向上させることができるでしょう。

補助錠を使ってダブルロックする!

補助錠を使用することは、安価かつすぐに実行できる方法です。

多くの窓用の補助錠が販売されていて、その多くが、取り付けが簡単です。

貼り付けるだけで使用できるものや、サッシなどに押し込むだけで取り付けられるものなど、工事不要で効果を発揮する補助錠が販売されています。

窓の上下にこれらの補助錠を取り付けることでダブルロックできます。

クレセントガードを使い窓の鍵を守る!

クレセント錠をガードしてくれるプレート類も販売されています。

クレセント錠のみを狙って、窓ガラスを割ろうとしても、プレートがついていれば攻撃を防げます。

侵入するためには、より広い範囲のガラスを割る必要ができます。

泥棒はより多くの作業時間と音を立てるリスクを抱えることになるので、防犯性がアップします。

防犯フィルムを窓ガラスに貼る!

防犯フィルムを窓ガラスに貼ることで、窓ガラスが割れにくくなります。

窓から侵入する泥棒は窓ガラスを割ってから不正な鍵開けを行います。

そのため、防犯フィルムが貼られた窓ガラスであれば、泥棒を遠ざける効果が期待できます。

高度な防犯性をもつ防犯フィルムであれば、なお良いでしょう。

窓の鍵を強化する方法を併用しよう!

一つの防犯対策では不安が生まれます。

有効な防犯対策を併用して使うことで、より泥棒による侵入を遠ざけることにつながります。

窓の周辺を守る防犯グッズ

窓の鍵を守ることのみが泥棒対策ではありません。

どんなに窓の防犯を強化していたとしても、窓からの侵入を完全に防げるとは言い切れません。

より防犯性を高めるためには、窓の周辺の防犯も向上させる必要があります。

防犯カメラで泥棒対策!

防犯カメラの設置は有効な泥棒対策になります。

泥棒の多くは、十分に下見をしてから犯行におよぶため、防犯カメラの設置がしてある家を、わざわざターゲットに選びたいとは考えないものです。

防犯カメラは広い範囲を撮影できるもの、暗がりでも撮影可能な暗視機能があるもの、高画質で車のナンバーなどを遠距離からでも撮影できるものが好ましくなります。

また防犯カメラの設置をアピールするような表示・看板をしておけば、泥棒を遠ざける効果も向上します。

センサーライトや警報装置の設置!

夜間、不正に自宅や敷地内に接近する泥棒に対して、センサーで自動的に点灯するLEDのライトは有効な防犯グッズです。

強い光に照らされた泥棒は、その場から逃げ出したくなります。

また光るだけでなく、センサーにより警報が鳴る防犯グッズの使用も有効な防犯対策です。

防犯用の砂利を設置する!

窓の近くの地面に対して防犯用の砂利を設置しておけば、泥棒が窓に近づいたときに音が鳴ります。

防犯用の砂利は、通常の砂利よりも大きな音が鳴るように設計されているため、窓を守る有効な防犯グッズになります。

窓にセンサー付きの警報装置をつける!

さまざまな防犯対策を突破されたとしても、窓に振動が与えられたときや、窓が開いたときにセンサーが反応して警報が鳴る防犯グッズを設置しておけば有効です。

泥棒の多くは、窓を不正に鍵開けしたあとで、窓を開いて侵入ルートに使います。

そのため、窓を開くという行為に反応する警報装置を設置しておけば、もしも窓に接近されて、不正な鍵開けをされたとしても、防犯性は残ります。

玄関周り、庭などにものを置きすぎないようにしよう!

泥棒は身を隠すことのできる死角を好みます。

玄関先や庭などにものを置きすぎていると、その死角に隠れながら敷地内に侵入し、窓に接近してきます。

防犯対策のためには、家の周りにものを置きすぎることは避けるべきです。

まとめ

窓からの侵入を企てる泥棒に対して、窓の鍵を強化することや、窓の周辺に防犯グッズを設置することは有効です。

しかし、完璧な防犯は存在しません。

より多くの有効な防犯対策を組み合わせることで、泥棒の被害に遭う確率をコントロールするという評価が、正しい防犯の認識です。

一つの防犯対策に依存するのではなく、複数の防犯対策をしましょう。

鍵に関するご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください。
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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本 祐一

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