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空き巣の手口を知って防犯対策を万全にしよう!【防犯グッズも紹介】

2020.07.03 防犯


鍵メーカーや防犯メーカーの努力により、防犯性の高い鍵や防犯グッズが開発されています。

しかし、防犯性が高まっていくことと比例するように、空き巣の手口も巧妙化しています。

空き巣は、かつて主流だった手口とは異なる方法を使うようになっているため、防犯対策を考えるときには、空き巣の新しい手口を知っておくことも大切です。

今回は空き巣の手口と、空き巣の手口に対応できる防犯グッズについて紹介します。

玄関ドアを狙う空き巣の手口!

空き巣が狙う侵入ルートの一つが、玄関ドアです。

そして、空き巣は夜間よりも昼間の方が多い傾向があります。

昼間の短時間だけの外出時であったとしても、油断して無施錠で出かけることは避けましょう。

玄関ドアを狙う空き巣の手口:ピッキング!

最も有名な空き巣の手口は玄関の鍵穴に特殊な工具を差し込み、不正に鍵開けを行うピッキングです。

古い鍵は防犯性が弱いため、十数秒で開錠されることもあります。

ピッキングは、かつて最も流行した空き巣の方法です。しかし近年は、ピッキング対策の施された鍵が普及したことで減少する傾向にあります。

玄関ドアを狙う空き巣の手口:サムターン回し!

ドアに穴を開けることで、特殊な工具を差し込み、玄関ドアの内側にあるツマミ(サムターン)を回すことで、ロックを解除する手法です。

ドアに穴を開けなくても、ドアに郵便受けなどがあれば、そこから特殊な道具を使ってサムターンを操作してくることもあります。

玄関ドアを狙う空き巣の手口:カム送り!

玄関ドアに埋め込まれた錠前に、特殊な工具を差し込むことで不正な開錠操作を行う方法です。

玄関ドアを狙う空き巣の手口:鍵穴壊し!

ドリルやホルソーなどを使うことで、鍵そのものを破壊して開錠します。

玄関ドアを狙う空き巣の手口:こじ破り!

玄関ドアとドア枠の隙間にバールなどを差し込み、てこの原理を使って力ずくでドアをこじ開けます。

外開きのドアに対しては極めて有効な方法であり、鍵がかかっていても簡単にドアを開けます。

外開きのドアが多い日本では、被害の多い手口の一つです。

玄関ドアの空き巣対策として有効な防犯グッズ!どあロックガード

玄関ドアに対する空き巣の手口に対して、最も有効な対策はドアの鍵を増やすことです。

どんな鍵でも工具を使った攻撃には長時間耐えることはできないため、鍵の数を増やすことで対応しましょう。

鍵の数を増やすことで、侵入までの時間を長くすることができます。つまり、空き巣に侵入をあきらめさせる確率を上げるわけです。

どあロックガードは取り付け工事が不要であるため、賃貸物件であっても使用することができます。

ピッキングや鍵穴への破壊対策として、鍵穴のないダイヤルロック式や、ピッキングされにくいディンプルキーを採用したバージョンも販売されています。

玄関ドアの防犯は、ダブルロックを選びましょう。

空き巣の手口を知ろう!空き巣は窓からも入って来る!

玄関ドアの鍵は、以前よりも強化されています。

そのため、現在では玄関ドアからの侵入よりも、窓からの侵入の方が空き巣の手口として多く発生するようになっています。

窓の鍵は、一般的に防犯性よりも利便性重視のため、防犯性は低いままの家が多いです。

また、特殊な技術や工具が必要な手口と異なり、窓ガラスを割ることはそれほど難しくありません。

そのため、空き巣は窓口から入ってくることがあるのです。

窓を狙う空き巣の手口:ガラスを割る!

窓の鍵部分(クレセント錠)の近くのガラスを、工具などを使って部分的に割ります。

その後は、割れたガラスの穴を使い、クレセント錠を開錠して窓を開き、そこを侵入ルートにします。

また、マイナスドライバーでガラスとサッシの隙間を小突くようにすれば、小さな音で割ることができます。

もちろんバールやハンマーなどを使って音を立てて割り、侵入してくる空き巣もいます。

さらには、ガラス切りとテープなどを使い、ほぼ無音で窓ガラスを壊してしまう空き巣もいます。

窓を狙う空き巣の手口:ガラスを炙る!

窓ガラスをライターやバーナーなどで炙り、熱を帯びさせます。

熱を持ったガラスは膨張していき、周囲のガラスに圧力を生み出します。

その圧力に耐えられなくなると、ガラスは簡単に割れてしまいます。

バーナーなどを使えばおよそ10秒もあれば普通のガラスは割れてしまい、ガラスを力ずくで割るよりも音が少ない場合があります。

窓を狙う空き巣への対策になる防犯グッズ!はいれーぬ鍵付き

窓ガラスを割られにくくすることは、かなり困難です。

そのため、ガラスを割られてクレセント錠を開錠されても、窓が動かないようにダブルロックを仕掛けておくと良いでしょう。

はいれーぬ鍵付きは、窓の枠を強固に固定します。そして、空き巣がクレセント錠を開錠しても窓を開けさせません。

また本体を鍵でロックしているため、鍵開けをするか、工具で破壊するかしなければ、窓が動かされることはないのです。

窓からの防犯対策も補助錠を使ったダブルロックが有効です。

まとめ

空き巣の手口ついてご紹介しました。

空き巣に負けない防犯対策として有効なのは、ダブルロックです。

基本は、メインの鍵に補助錠をプラスすると良いでしょう。

こういった基礎の防犯対策をしたあとで、それに加えるように他の防犯グッズも使うと万全に近づきます。

例えば、防犯カメラやセンサー付きの警報機などを設置することで、空き巣の被害に遭うリスクを遠ざけてくれますよ。

鍵に関するご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください。
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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本 祐一

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