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古い鍵…鍵ごと取り替えるのは難しい【補助錠で防犯性を高めよう】

2020.07.02 補助錠


空き巣などの侵入窃盗は日本各地で日常的に発生している事件です。

新聞やニュースなどで聞いたことのある事件には、いつ自分が遭遇するか分からない身近さがあります。

より高度な防犯性を持った鍵への交換は防犯上推奨される行いですが、ドアの種類が特殊であったり、錠前が古いタイプであれば、鍵交換が難しいこともあります。

そういった交換できない古い鍵を使っているときに、解決策となるのが補助錠に頼るという選択です。

防犯性だけでなく利便性を追求した、高度な補助錠も多く発売されています。

今回は、古い鍵の交換が難しい場合におすすめできる補助錠についてご紹介いたします。

古い鍵と補助錠を併用して防犯性を高めよう!

古い鍵は侵入窃盗などに対して、あまり有効ではありません。

空き巣などは長年にわたって侵入窃盗を繰り返してきたベテラン窃盗犯も多いため、過去に攻略された古い鍵は空き巣に脆弱さをもちます。

また古い鍵の多くは、防犯性がそもそも低いものです。

最新型の防犯性を持った補助錠を組み合わせることで、防犯性を補い、不正な鍵開けや侵入から家を守りましょう。

補助錠をつけるときの基本的な注意点!

補助錠をドアにつけるときの大前提として、その補助錠がドアに対応しているかを確認しましょう。

ドアの厚みや材質、またそれだけでなくドア枠の形状、ドアが内開きか外開きなのか、そして引き戸型などドアのタイプを確認し、使用できる補助錠なのかを確認する必要があります。

ネット通販のレビューには、自宅ドアに使用できないタイプの補助錠を購入してしまったという失敗談は数多く記載されています。

そういったリスクを排除したいときは、自分で選ばずに鍵業者へ依頼するという方法が極めて有効です。

面付タイプの補助錠で防犯性を強化する方法

工事が必要になりますが、玄関ドアなどの古い鍵の上もしくは下に穴を開けることで、新たな鍵を埋め込むこともできます。

補助錠として使うことにはなりますが、メインの古い鍵をはるかに上回る最新の防犯性に特化した鍵を増設する手段もあります。

取り替えが難しいなら、増やしてしまえば問題ありません。

面付タイプであれば、およそほとんどのドアに取り付けられる種類の鍵が見つかるはずです。

面付タイプの補助錠は頑強

面付タイプの補助錠の多くは、メインの鍵としても使える強固な鍵です。

頑強さだけでなく、その機能も種類も豊富です。

鍵穴がないためピッキング対策として完璧なカードキー型や、暗証番号で開錠可能であるため鍵を持つ必要がなくなる暗証番号型など、種類は多彩です。

最新の高機能を持った補助錠を取り付ければ、古い鍵を使用しながらも十分に最先端の技術の恩恵を受けることができます。

また古い鍵でも一瞬で不正な鍵開けを行うことはできないため、古い鍵の存在も無力ではないのです。

強固で新しい鍵を補助錠として設置したとしても、古い鍵もちゃんと鍵をかけるようにしましょう。

工事不要で古い鍵を補強できる補助錠もある!

面付タイプの補助錠以外にも、工事不要で取り付けが可能な補助錠は多くあります。

そういった補助錠は面付タイプよりも頑強さに弱含みを持ちますが、古い鍵単独で使用しているよりもはるかに高度な防犯性を与えてくれます。

簡単に取り付けられて高機能な補助錠も多い!

工事不要で多くの種類のドアに対応している補助錠は数多くあります。

なかでも推奨したい補助錠は、スマートキー型の鍵です。

スマートフォンの専用アプリで鍵の開閉が出来る利便性があります。

ドアが開かれた記録を閲覧する機能も多くのスマートキー型の補助錠が採用しているため、不正な侵入の有無を自力で確認できる魅力もあります。

サムターン回し対策・ピッキング対策が可能な補助錠もある!

鍵穴に埋め込んで使用する補助錠であれば、ピッキングに対して大きな防犯性を獲得できます。

2000年よりも以前の古い鍵の多くは、ピッキングに対する防犯性が低いものが多いため、そういった補助錠を使える鍵であれば、防犯性を向上できます。

またサムターン回しという手法に対して有効な、サムターンガードという簡易な補助錠もあります。

ドアの内側のツマミ周囲をガードするだけでも、サムターン回しの手法に対する防御になります。

補助錠だけでなく他の防犯グッズの併用も考える!

補助錠をつけたとしても、古い鍵を使い続けることは新しい鍵であることに比べて脆弱です。

より安心をえたいときは補助錠をプラスするだけでなく、防犯カメラなどを設置することや、ドアの内側にセンサー付きの警報機を設置することも有効です。

防犯カメラの存在は窃盗犯を遠ざけます。

またドアが破られたあとの防犯策として、センサー付きの警報機は有効に機能します。

鍵や補助錠に頼るだけでなく、それらの防犯グッズを併用することも有効です。

まとめ

古い鍵であっても最新型の補助錠を併用することで防犯性を補えます。

新しい鍵にしかない機能を自宅の防犯計画に取り入れましょう。

なお防犯カメラやセンサーなどを用いれば、侵入窃盗犯を遠ざける効果も期待できます。

有効な防犯対策を複数用意して、自宅と財産、自身や家族の生命、健康を犯罪から守りましょう。

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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本 祐一

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