column

column 鍵屋の豆知識コラム

鍵の補助錠は自分でつける?鍵屋さんに付けてもらえる?費用は?

2020.07.01 補助錠


空き巣、強盗、ストーカーなど複数の侵入犯罪に対して玄関ドアを守るために有効で、基礎的な防犯策といえば「ワンドア・ツーロック」という防犯の哲学です。

玄関ドアをメインの鍵の一つに頼らずに、補助錠を設置することでより効果的に侵入犯罪を防げます。

そして、鍵の数を増やすことは、侵入や不正な鍵開けの難易度を上げることに直結するため、最近では多くの家庭が補助錠を取り付けています。

では、補助錠を取り付けたいと考えたとき、鍵屋さんに依頼すると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

今回は、鍵屋さんに補助錠の取り付けを依頼したときの費用の相場と、自分で補助錠をつけられるのかについてもご紹介します。

補助錠の取り付けを鍵屋さんに依頼したときの費用!

鍵屋さんに補助錠の取り付けを依頼すれば、当然ながら費用を支払わなければなりません。

その費用は一体、どれくらいかかるものなのでしょうか?

そして、鍵屋さんに依頼するメリットとデメリットはどういったものなのでしょうか?

鍵屋さんに依頼したときのデメリット:補助錠の取り付け費用

補助錠の取り付け費用の総額は、取り付ける補助錠の種類によっても大きく異なります。

防犯性の高い種類の鍵であればあるほど、また電子キーなどを採用して、配線工事などが必要なものであれば、その費用は大きくなります。

しかし、一般的な補助錠であれば、取り付けの技術料が1万2000円くらいで、それに部品代である補助錠自体の値段が加算されます。

あくまで一般的な相場の目安になりますが、補助錠の取り付け費用は、およそ2万円から3万5000円程度だと言えるでしょう。

そして、より高度な防犯性を持つ鍵を補助錠に選んだときは、さらに費用は高くなります。

鍵屋さんに依頼したときのデメリットがあるとすれば、この費用になります。しかし、費用がかかるとはいっても、補助錠は鍵屋さんに依頼したほうが、メリットが多いです。

鍵屋さんに補助錠の取り付けを依頼した時のメリットとは?

自力で補助錠を取り付ければ、大きく費用を削減できます。

しかし、ドアに対してドリルなどの工具で穴を開けるなど、本格的な工事が必要な補助錠を自分で取り付けることは難易度があります。

ですから、工事が必要な補助錠を取り付ける場合は、鍵屋さんに依頼することをおススメします。

補助錠を付けるための工事にミスがあれば、無駄にドアを傷つけるだけで終わってしまうでしょう。また、せっかく取り付けた補助錠が、設計通りの防犯性を発揮できないこともあります。

また、取り付けをする際に、ドアを歪めた状態で取り付けしてしまうと、わずかに補助錠が浮き上がることにもなりかねません。

そうした歪みが大きければ、鍵として機能しないこともあり、さらには侵入犯によって鍵そのものが破壊されやすくもなります。

せっかく高性能な鍵を補助錠として購入したとしても、ドアに穴を開けた後で使えない、歪むといったトラブルになってしまったのでは、元も子もありません。

やはり鍵の専門家である鍵屋さんに、取り付けを依頼したほうが良いと言えます。

鍵屋さんに頼らず自分で補助錠を付ける!

補助錠の種類にはいくつかありますが、本格的な工事を必要とするもの、しないものなど、さまざまです。

ドアの本格的な工事が必須なものは、面付タイプの補助錠です。

これらはドアに穴を開ける必要があるため、工具を日常的に使う経験や技術がなければ、鍵屋さんに依頼すべきです。

しかし、補助錠の種類によっては自力で十分に取り付けられる鍵もあります。

工事不要で設置できる補助錠も多くある!

面付タイプの補助錠には防犯性や強固さで劣ることもありますが、工事不要でかんたんに設置できる補助錠も多くあります。

それらの多くは粘着テープなどで貼り付けるだけで、簡単に設置ができるため、鍵屋さんに依頼する必要はまったくありません。

簡易な取り付けができるだけでなく、それらの鍵の中にも高度な機能を持ったものが多くあります。

スマートキー型やカードキー型でも貼り付けで簡単に設置ができる!

スマートフォンの専用アプリで鍵開けができるスマートキー型や、鍵穴がないためピッキング対策として完璧なカードキー型の補助錠にも、簡単に取り付けができるものがあります。

そういった高度な防犯性と利便性を併せ持つ補助錠を、メインの鍵と併用して使うことで、防犯性は十分に向上させられます。

まとめ

自力で補助錠を取り付けることも可能ですが、頑強さを持った鍵を補助錠として使いたいときは鍵屋さんに取り付けてもらうことをおススメします。そのほうが確実に防犯性を高めることができるからです。

費用は部品代にプラスして1万2000円程度になりますが、費用を十分に上回るメリットもあります。

なお最もおススメな方法としては、工事必須な面付補助錠をつけ、さらに簡易型の補助錠を取り付けた三重の鍵です。

防犯対策は複数の方法を重ねて使うことで、より有効になります。

鍵に関するご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください。

お問い合わせはこちら

関連記事
防犯性が高められる!玄関や窓に設置する補助錠の効果とは
古い鍵…鍵ごと取り替えるのは難しい【補助錠で防犯性を高めよう】

WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本 祐一

最新記事

最新の開錠事例

※エリアや時間帯や混み具合によっては加盟店へ出動依頼をする事があります。