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古いファミリーマンションの鍵作成・鍵交換をするには?【手順を解説】

2020.05.19 鍵について


古いファミリーマンションを相続したり、中古で購入したとき、気になることの1つに「鍵」があると思います。

中古での購入の場合、大家や管理会社が鍵交換を自主的にしてくれないときもあります。また、相続したときも同じです。さらには、長い間、マンションの鍵交換をしなかったときも、鍵に関する問題が生まれます。

古い鍵をそのまま使い続けることは、防犯の面で大きなリスクにつながるので、鍵交換をしたほうが良いです。鍵作成・鍵交換を行うことで、防犯上のリスクを減らせるでしょう。

今回は、古いファミリーマンションの鍵作成・鍵交換をするべき理由と、その手順を解説します。

古いファミリーマンションの鍵作成・鍵交換をした方がいい理由

古いファミリーマンションは当然ながら鍵も古くなっています。古い鍵は多くのトラブルの原因となるため、早期の鍵交換を推奨します。

古い鍵は防犯性が低い

古いファミリーマンションでは、20世紀に作成された鍵を使い続けているケースがあります。

2000年頃に流行したピッキングによる侵入窃盗は、古いタイプの鍵に対して行われており、その時代の鍵はピッキングに脆弱です。

ピッキングに弱い古い鍵の場合、手慣れた侵入窃盗犯であれば数十秒~数分で鍵開けてしまいます。

またピッキング以外にも、古い鍵は侵入窃盗犯による研究が進んでいるため、十分な防犯性を確保することができません。

古い鍵は壊れやすい

一見すると頑丈に感じる鍵ですが、じつはそれほど強度がない素材で作られています。

やわらかい材質で鍵と鍵穴内部の構造であるシリンダーを作成する理由は、摩耗を防ぎ長く使うためです。

しかし、使い続けているうちに鍵もシリンダーも消耗します。

古くなれば鍵が回りにくいなどのトラブルが起き始めますが、これは鍵やシリンダーが摩耗している証拠です。

回りにくくなった鍵は不意な力が加わり、結果として折れやすいため、この不調が現れたときは新しく鍵作成・鍵交換をするタイミングの目安です。

鍵が折れてしまえば鍵開けや修理の費用が余分にかかるため、トラブルを未然に防ぐためにも古い鍵は早めの交換を行うべきです。

古いファミリーマンションの鍵作成・鍵交換の手順

古いファミリーマンションの鍵作成・鍵交換を行うときには、どういう手順を踏むべきなのでしょうか?

鍵業者を呼べば鍵作成も鍵交換もすぐに行えますが、マンションの場合は、勝手に作業を行えない理由があります。

鍵作成・鍵交換はオーナーか管理組合に相談

ファミリーマンションの鍵作成・鍵交換をするときには、オーナーまたは管理組合・管理会社への連絡が必要です。

玄関はマンションの共有部分に該当するため、独自の判断で交換することはできません。

また合鍵の勝手な作成も禁じられていることがあります。

鍵作成・鍵交換のどちらであっても、オーナーや管理組合に連絡を入れて確認を取ってから行いましょう。

勝手に鍵作成・鍵交換してしまうと、後々のトラブルのもとになるため、必ず許可を取るようにしてくださいね。

賃貸マンションではオーナーに鍵交換の費用を負担してもらえることが多い

賃貸マンションで鍵交換をするときは、オーナー側が負担することが一般的です。

そういったケースに該当する場合は、オーナーに許可を得るときに鍵交換の費用の負担を求めてみましょう。

個別の契約内容やそれぞれのルール、オーナーの対応次第な部分もありますが、原則としてはオーナー側の負担になります。

鍵業者に依頼する

管理組合やオーナーからの許可を取ったあとは、鍵業者を呼んで鍵作成・鍵交換を行います。

ピッキングに強いディンプルキー型、サムターン回しに強い防犯サムターン型、生体認証や暗証番号を利用したものが侵入窃盗への防犯性が高い鍵です。

ピッキングとサムターン回しによる侵入は、古いファミリーマンションをターゲットに選ぶ侵入窃盗犯が高確率で試みます。

それらの対策に注意を払うことで、防犯性を高められます。

2種類以上の鍵を使うことで防犯性は大きく向上する!

玄関ドアの鍵については、2つ以上の鍵を併用することで防犯性が向上します。

どんなに防犯性が高い鍵であっても工具を使われたときは、時間はかかるものの鍵開けされてしまいます。

絶対に安全な鍵は、残念ながらありません。

そのため2つの鍵を用意しておくことで、侵入のためにかかる時間を増大させるという対策が有効です。

犯行現場を見られたくないと多くの侵入窃盗犯が考えていますし、侵入に5分以上かかれば半数以上の侵入窃盗犯が立ち去ります。

2つの鍵を使っているドアを5分以内に開けられる侵入窃盗犯は極めて少数です。

マッハ鍵サポートであれば、最新式の鍵から防犯性の高いディンプルキーや防犯サムターンなど、複数の種類の鍵作成・鍵交換を行えます。

防犯性の高い鍵を組み合わせて使えば、玄関ドアから侵入されるリスクを大きく減らせるので、ぜひ、検討してみてくださいね。

まとめ

古いファミリーマンションの鍵作成・鍵交換を行うときは管理組合・オーナーに連絡を入れます。

賃貸マンションであるときは、オーナーに費用負担してもらうことが可能なのか質問してみましょう。

許可を取った後は鍵業者を呼び、防犯性を考慮した鍵を選びます。どういった鍵が防犯に優れているのかが分かりにくいときは、防犯と鍵のプロである鍵業者にアドバイスをもらうことも有効です。

鍵についてのご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください。

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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本 祐一

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