
住宅用の鍵だけでなく、車の鍵やコインロッカーの製造でも有名なアルファですが、近年は電子ロックの分野でも業績を伸ばしています。
edロックはアルファの代表的な電子ロックであり、現在は後継機である「edロックプラス」が販売されています。
今回は、アルファのedロックプラスの使い方、そして、電池の交換方法について解説します。
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アルファedロックプラスは多機能性をもった電子ロックです。その取り付けは簡単なもので、ドライバーがあればできます。
また電池式であるため、配線工事などをする必要もないのが利点です。
アルファedロックプラスは利便性が高い鍵であり、鍵穴も不要になることからピッキング対策も完璧です。
暗証番号を登録し、その番号を入力することでドアの鍵開けができるようになります。
暗証番号は自由に選べますが、4~12桁の2パターンまで登録できます。
鍵を開けるときはタッチパネルを触り、正しい暗証番号を入力すれば完了です。
Suica、PASMOなどのICカードを鍵として登録することができます。普段から使っているICカードを鍵にすることで、新たにカードキーを多く持たなくても済みます。
また登録可能なICカードの数は20枚になります。
おサイフケータイ機能をもったスマートフォンを、edロックに鍵として登録できます。
別売りのシールキーを買って、それを好きなものに貼り付ければOKです。シールが貼れるものであれば何でも鍵として使えます。
車の鍵に貼れば、それが住宅の鍵としても使えます。
edロックプラスには、上述したように多くの種類の鍵を登録できます。その自由度の高さと利便性がedロックプラスの特徴です。
旧式のedロックでは暗証番号を自由に設定して使えましたが、edロックプラスのように多くの機能はありませんでした。
「*」を押して「現在使っている暗証番号」を入力後に「*」、入力後2秒以内に「ST」ボタンをピロという音が鳴るまで押し続けます。
そのあとに*、1、ST、「新しい暗証番号」、STの順番に押すことで入力は完了し、変更が可能です。
電池式の電子ロックである以上、アルファのedロックも電池を交換する必要があります。
早めの電池交換をすることで、完全な電池切れを起こしてしまったときの厄介な対処法から逃れましょう。
まずは暗証番号を入力して、鍵を開けます。
edロックが鍵を開けているあいだに、起動ボタンを押しつづけます。
テンキーが光り始めるので、ふたたび起動ボタンを押します。
電池マークが点灯し、edロックの下部にある電池の収納ケースが外れるようになります。
そのあとは単三電池を交換すれば完了です。
なお交換する単三電池については、寒冷地ではリチウム電池であることが推奨されています。
アルファedロックプラスの電池は、約2年間もちます(1日10回の開錠/施錠をしたとき)。
しかし、電池が切れたときにはどうすれば良いのでしょうか?アルファのedロックプラスには非常時用の鍵があります。
この鍵を使えば、一般的なドアと同様に鍵開けできます。
また防犯上の理由からシリンダー(鍵と鍵穴)が外されているタイプもあります。
このタイプでもedロックプラスの「非常用電源端子」に9Vの角電池を押し付ければ、通常通りの鍵開け方法で動かせます。
角電池を押し付けたまま、通常の電池交換用の入力をすると、カバーが外れて電池の交換を行えます。
旧式のタイプであるedロックについては、電池が完全に切れてしまうと、「スマートな解決方法は無くなります」。
無理やりに電池のケースをこじ開けて、電池を交換することになるため、早めの電池交換が必要です。
アルファの旧式edロックの電池交換方法は、「*」を押し、「今使っている暗証番号」を入力して、「*」を再び押します。
上記の入力をして2秒以内に「電池ボタン」を押し続けながら、edロックの底についている電池ケースのカバーを一度押し込み、その後に引き出します。
新しい電池と交換して元に戻します。
なお交換する電池は旧式edロックの場合は、リチウム電池の「CR-P2」です。家電量販店などで販売されています。
かなり電池交換の方法がややこしいですが、防犯やイタズラ防止のための仕様です。
アルファのedロックは電池交換などが難しく、電池切れをすると無理やりカバーをこじ開けるほか電池交換する方法がありませんでした。
しかし、後継機であるedロックプラスは非常用電源端子があるおかげで、そういったトラブルを回避できます。
ただし精密な機械であり、電池のケースが電子制御でなければ開かないことは変わりません。
また、早めの電池交換を必ず行いましょう。
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