
日本国内の鍵メーカーでは、MIWAロックに次いで第二位のシェア率を誇るのがGOALです。
創業は1914年。第一次世界大戦の時代から営業し続ける老舗の鍵メーカーで、ドアノブに使われている「円筒錠」を日本で初めて開発したことでも知られている、実績豊かなメーカーです。
GOALの掲げるテーマは「世界水準の防犯力」であり、GOALの鍵は高度な防犯性を持っています。
今回は、GOALが扱う鍵にはどういった種類のものがあるのか、そして合鍵作成のためにはどれぐらいの費用がかかるのかをご紹介していきます。
Contents
GOALは1997年に日本メーカーで初めて独自のディンプルキーを開発した鍵メーカーです。
防犯性の高いディンプルキーは国内ではショウワなどの鍵メーカーが販売していましたが、それは海外企業の協力を得てのものでした。
GOALは国内の技術だけで初めてディンプルキーを製造したメーカーです。
1997年に国内技術だけで初めて作られたディンプルキーで、鍵穴の内部にある18本のピンの全てがピッキング耐性をもったピンであり、ピッキングに強い鍵です。
複製も旧来の鍵に比べて難しく、ドリルなどの工具に対しても耐性をもつ鍵穴になります。
侵入窃盗に対して十分な防犯性がある鍵で、ディンプルキー一般の特徴である鍵の小型さや鍵穴に挿入しやすい先端部などから、使いやすさもある鍵です。
6本のピンを使うシリンダー鍵と、それを改良した7本のピンを使うシリンダー鍵があります。
鍵の片側がまっすぐであり、その反対側だけが山なりのギザギザが刻まれているのも特徴的です。
高頻度の使用に耐える抜群の頑丈さと、比較的に安価な価格であること、そして旧来の鍵よりも値段はそのままでピッキング耐性を大幅に向上させたことで、商業施設からの人気を得ています。
鍵の複雑さと防犯性を示す一つの数字である「鍵違い数」、グランドブイシリンダーはその数字において圧倒的な成績を誇ります。
2000年頃に普及していた一般的な家屋の鍵違い数は3500万程度でしたが、高度なピッキング耐性があるディンプルキーでは1000億ほどになります。
グランドブイシリンダーは1000兆2800億通りです。
電子キーの暗号数などを除いた、物理的な鍵においては「世界トップクラスの鍵違い数」を持っています。
鍵穴内部の構造にはステンレスを用いることで、高い使用頻度にも故障することなく、錠前の交換なしに使用できる鍵を何度も交換できる「ユニバーサル・キーシステム」などを採用しています。
ピッキングはもちろんのこと、ドリルなどを使った工具による攻撃にも十分な耐久性をもっています。
GOALの鍵も鍵業者に依頼することで複製が可能ですが、複製するためには防犯上、特別な条件が要る鍵があります。
また業者によっても値段が大きく異なってきます。
店舗の場合は3000円程度で行ってくれる店があります。
しかし、ディンプルキー製造のための機材が必要となってくるため、ホームセンターなどでは合鍵を作ることができないことがあります。
その場合は、鍵専門の業者に持ち込むことで複製してもらえます。
GOAL製のディンプルキーは店舗を構えて専門的な機材を完備している鍵業者であれば、3000円ほどから合鍵を作ってもらえるでしょう。
ネット経由の注文の場合は3000円~5000円で作ってもらえます。
グランブイシリンダーの合鍵の製造をメーカーに依頼するときには、セキュリティタグが必要です。
鍵業者に依頼した場合の多くは、セキュリティタグに記されたIDからメーカーへの注文になります。
しかし、高度な合鍵製造の機材を持っている店舗ではグランブイシリンダーの複製をその場で行ってもらえます。
グランブイシリンダーの合鍵を作成するときの費用は、4000円~5000円です。
簡単な作業で合鍵が作れます。
店舗では1000円前後の値段で作ってもらえますが、ネット注文では2000円~2500円という価格も見られます。
簡単な鍵の場合はネットで注文するよりも、店舗がある鍵業者に持ち込んで合鍵を作ってもらうことがお得です。
ネット経由では鍵業者側にも手数料がかかるため、安く済む作業でも、かえって高い費用を請求されます。
GOALの鍵は世界トップクラスの鍵違い数を誇るグランブイシリンダーや、国内のみの技術で初めて作り上げたディンプルキーなど、話題性をもった鍵が多いのも特徴です。
防犯性を重視した鍵に交換したいときは、グランブイシリンダーを選ぶことも有効です。
鍵に関するご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください!
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