column

column 鍵屋の豆知識コラム

レクサスはイモビライザーが標準装備!鍵開けできないときの対処方法とは?

2020.04.13 困ったとき

イモビライザー

高級車ブランドであるレクサスの車は、高度なセキュリティに守られています。

現状では車の盗難に対して最も効果をあげたと考えられるイモビラライザーが標準装備され、レクサスは防犯性の高い車種を提供しています。

しかし、その防犯性の高さは、万が一トラブルが起きたときにはユーザーの障害になることがあるので、注意しなければなりません。

今回は、イモビライザー搭載のレクサスの、鍵開けができないときにはどういった対処が有効なのかをご紹介します。

レクサスの鍵はイモビライザーが標準装備なので複製困難

レクサスの鍵はイモビライザーが標準装備されたスマートキーです。

リモコン型の鍵やカードキーなどがあり、それを持っていればレクサスに近づくだけでドアの鍵開けが行われ、エンジンのロックも解除されます。

レクサスは、利便性が高く、そして防犯性の面でも優秀な鍵を採用しているのです。

もし、レクサスの鍵開けができないときは、鍵そのものを紛失している場合とスマートキーの電池切れが考えられます。

まず、鍵そのものを紛失している場合の対応について解説します。

鍵そのものの紛失している場合

鍵そのものを紛失している場合は、スペアキーがあればそれを使うことで解決しますが、もしもスペアキーが無ければ対処方法は限られます。

レクサスの鍵開けは鍵業者が対応してくれるため、依頼すればドアを開けてもらえます。

イモビライザーを装備した鍵の複製そのものはできませんが、レクサスに対応する技術と機械を持っている鍵業者であれば、イモビライザーの登録番号を変更して、事実上の新しい鍵を作れます。

レクサスのドアの鍵は複雑で防犯性が高いものですが、20分もあれば鍵業者は開けます。

イモビライザーの登録番号の書き換えも含めれば、1時間~2時間もあれば作業が完了することがほとんどでしょう。

費用は10万円以上かかりますが、その場で作業できる場合ではレッカー移動の代金などがかからないため、ディーラーに依頼した時よりは低い費用に抑えられます。

イモビライザーやスマートキーの仕様によっては対応不可能

鍵業者への依頼で注意すべき点は、レクサスの年式や車種によっても対応可能かどうかが変わってくることです。

鍵業者に依頼するときには、対応が可能なレクサスかどうかを確認するようにしましょう。

マスターキーもスペアキーも紛失している場合で、鍵業者では鍵の作成が不可能な車種であった場合は、レッカー移動でディーラーに運びます。

そこでイモビライザーを搭載したパソコンごと、部品を交換する作業を行います。

期間はおよそ一週間かかり、この場合の費用は20万円ほどです。

スペアキーなどを複数、あらかじめ作って保管しておくことで、そういった高い出費と車が使えない期間を抑えられます。

レクサスの鍵紛失以外の鍵開け不能なケース

レクサスの鍵が手元にあるのに、鍵開けが出来ないこともあります。

それらがどういったトラブルなのか、そして、そのときはどんな対応をすればいいのかについて、下記にまとめます。

レクサスの車内にスマートキーがある場合:インロックの場合

インロックの場合には、レクサスならではのサービスが有効なこともあります。

レクサスにはG‐Linkというサービスがあります。

防犯上のメリットが多くあるサービスですが、スマートフォンからの依頼に応じて、インロック時にドアの鍵開けをしてくれます。

G-Linkのサービスに加入しておけば、インロックで鍵開けが出来ないトラブルはすぐに解決します。

しかし、G-Linkに加入していなければ当然このサービスも受けられません。

そういった時は鍵業者にドアを鍵開けしてもらい、車内に入ることでトラブルを解決できます。

レクサスのスマートキーの電池が切れている

スマートキーの電池は約1~2年で切れます。普段は使わずにスペアとして保管していても、電池はゆっくりと消耗していくことも忘れてはいけません。

スマートキーの電池が切れてしまえば、普段通りの使い方では鍵開けができません。

しかし、電池交換をすることで解決します。

また電池が切れたスマートキーでも、リモコンキーでは従来のように差し込んで使う鍵である「メカニカルキー」がついています。

メカニカルキーを使って鍵開けを行い、エンジンスイッチに近づければイモビライザーは機能してエンジンをかけられるようになります。

電池切れを起こしていたとしても、鍵が手元にあればレクサスの鍵開けもエンジン始動も可能であるため、落ち着いて行動しましょう。

電池切れを起こす前に、電池交換などを行うようにすれば安心です。

また年式が古くなってきたレクサスの鍵では、電池の消耗が早い、不意にリモコン機能が利かなくなるトラブルも起こります。

そういったトラブルに備えるためにも、スマートキーでも従来通りの使い方でレクサスを動かす方法があることを覚えておきましょう。

まとめ

レクサスのイモビライザーやG-Linkは高度な防犯性をもっていますが、その分、鍵開けが難しいということもあります。

鍵が開かないというときは、まずは落ち着いて行動しましょう。

鍵に関するご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください!
お問い合わせはこちらから

関連記事
車の鍵作成を依頼したい!費用はどのくらいかかるの?
車の鍵には種類がある?その名称や機能をご紹介

WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本 祐一

最新記事

最新の開錠事例

※エリアや時間帯や混み具合によっては加盟店へ出動依頼をする事があります。