
クラウンの鍵は2003年には全車種に対して高度な防犯システムであるイモビライザーを搭載し、スマートキーなどの採用も早く行われるなど、防犯に対してのこだわりの強い鍵です。
しかし、そんなクラウンの鍵にもトラブルは起きます。どんな鍵でも故障することはあり、また注意する点もあります。
もしも、クラウンの鍵が開かないというトラブルに遭遇したときはどうするべきなのでしょうか?
今回は、クラウンの鍵が開かないときに、まず確認すべきポイントをご紹介していきます。
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まず、クラウンの鍵が開かない理由には、どういったものがあるのかをご紹介していきます。
鍵が開かなくなる理由は多くの場合、下記のいずれかに該当すると考えられます。
クラウンの鍵の多くがスマートキータイプで、スマートキーには内部に電池があり、その電力で鍵開けのための電波を送信しています。
そのため電池切れを起こすとクラウンの鍵を開けられません。
スマートキータイプやリモコンキータイプの場合は、まずは電池切れを疑うべきです。
電池を交換してそれほど時間が経っていない場合でも注意が必要です。
スマートキーはテレビやパソコンなど電磁波を多く出す機械類の近くに置いておく時間が長い場合や、使用頻度によって電池の消耗のペースが大きく変わります。
前回交換してから1年も経っていない、前々回の交換では1年半以上も電池がもっていたとしても、電池切れを起こしていない理由にはなりません。
スマートキーに内蔵してあるメカニカルキーを使ってドアの鍵を開けたのちに、クラウンのエンジンをかけられたなら、鍵の電池が切れている可能性が高くなります。
クラウンの鍵がスマートキータイプである場合に鍵が開かないときは、最初に電池切れを疑いましょう。
次に多いのがクラウン本体のバッテリーあがりです。
スマートキーには問題がなかったとしても、その電波を受信するクラウンそのもののバッテリーがあがっていれば、鍵を開けるための機能も動きません。
クラウンのバッテリーがあがっているかどうかはメカニカルキーを用いて、エンジンがかかるかどうかを試しましょう。
電気系統が点灯しない、あるいは、セルが弱々しくてエンジンがかけられない場合はクラウンのバッテリーがあがっています。
クラウンのドアが完全に閉まっていないとき、いわゆる半ドアであるときもドアが開かなくなります。
全てのドアやトランクなどを調べて、半ドアになっていないかを確認します。
半ドアの部分を完全に閉めたあとで、鍵開けを試みてください。
またスライドドアの車種では給油口が完全に閉まっていないと鍵が開かないこともあるため、注意が必要です。
クラウンの車種によっては、運転席の足元の部分にスマートキーの機能をキャンセルするスイッチがあります。
何かのはずみでこのスマートキーキャンセルのスイッチを入れてしまうと、スマートキーの機能であるドアに近づくだけでロックを解除するなどが行えなくなります。
スマートキーキャンセルを間違ってオンにしているのかもしれません。意図せずにこのスイッチに触れてしまうことがあるため、注意が必要です。
クラウンの鍵が開かないときはメカニカルキーを試してみましょう。
上述した4つのよくあるトラブルの全てでメカニカルキーを使えば鍵を開けられます。
しかし、メカニカルキーを使っても鍵が開けられなかった場合はより深刻な故障かもしれません。
上記のトラブルに加えて、ドアの鍵のシリンダー部分にイタズラをされて壊れているのかもしれません。
メカニカルキーを使っても鍵が開かない場合は、鍵業者を呼んで鍵開けを依頼することで解決します。
キーロックを連動する仕組みや、クラウンに内蔵されているコンピューターの故障が考えられます。
業者に故障の有無を確認してもらう必要があります。
車種によれば車のスピードに応じてドアの鍵を自動でかけてしまうため、Ⅾレンジに入れた状態でブレーキを踏み、助手席などから降りてもらおうとしたときドアが開かないことがあります。
Pレンジにしていないと鍵が開かない安全を考慮したシステムを採用した車種もあるため、駐車時にはPレンジで止まるようにしましょう。
クラウンの鍵が開かないときは慌てることなく、メカニカルキーで鍵を開けましょう。
鍵が開かない原因は、鍵の電池、クラウン自体のバッテリーあがりを確認し、半ドアについては全ての座席のドアだけでなく、トランクも盲点になりがちな場所なので調べてみてくださいね。
またスマートキャンセルのスイッチも確認してみます。スマートキャンセルのスイッチは足元にあり見えにくいことがあります、間違って触れてしまうことがあるため注意が必要です。
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