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外出先で家の鍵を紛失!一人暮らしの人はどうやって家に入る?

2020.03.28 困ったとき


施錠した自宅に入るためには鍵を開ける必要がありますが、もし家の鍵を紛失してしまったらどうしますか?

もし同居人が在宅中ならば、中から開けてもらうこともできるでしょう。しかし、一人暮らしだとそうはいきません。

そこで今回は、一人暮らしの人が家の鍵を紛失してしまったら、どうやって家の中に入るべきかについて解説します。

まずは冷静になりましょう

何事も「まずは冷静になってから対処する」ことが重要です。慌てても紛失した家の鍵が出てくることは、まず起こらないでしょう。

むしろ慌てることで、以下のような無用なトラブルに見舞われてしまう可能性があります。

見つかる物も見つからなくなる

ひょっとしたら、外出先で紛失したと思っていた鍵が、ポケットやカバンの中に入っているケースも珍しくありません。

パニック状態であわてていたのでは、探し物をすることができません。

冷静になって、普段は家の鍵を入れていないところに間違えて入れていないかどうか確認してください。

不審者と勘違いされる

自宅玄関の前で鍵の紛失に気が付いて、慌てていると、近所の人に「不審者だ!」と勘違いをされてしまう可能性があります。

周囲から怪しいと思われるような態度をとらず、落ち着いて今後の対処法について考えましょう。

家の鍵を紛失したときの適切な対処法

家の鍵を紛失したことに気が付いたら、以下の行動をとるようにしてください。

最寄りの警察署または交番に行く

まずは、最寄りの警察署、または交番に行ってください。

運が良ければ、誰かが鍵を拾って届けてくれている可能性もあります。

そうでなかったとしても「遺失届」を提出しておきましょう。遺失届を出しておけば誰かが拾ってくれた時に警察から連絡をもらえて見つかることがあります。

大家や管理会社に連絡する

賃貸物件や分譲マンションにお住いの場合は、早目に管理会社または大家に鍵の紛失について連絡しておきましょう。

紛失した鍵を悪用されれば、管理会社や大家にも迷惑がかかることになります。

時間にもよりますが、マスターキーを持ってきてもらって自宅に入ることも可能です。

夜間でつながるかどうかわからない場合でも、最低1回は連絡しておきましょう。

すぐに自宅に入りたければ「鍵屋」に開けてもらう

どうしてもすぐに自宅に入らなければならない事情があるのであれば、「鍵屋」を利用するのも1つの手段です。

夜間だと追加料金が発生する可能性がありますが、業者によっては数分~数十分で来てくれて、鍵の種類にもよりますが、速やかに開錠してくれるでしょう。

家の鍵を紛失した後日の対処法

家の鍵を紛失してしまい、その日はなんとか乗り切れたとします。

その後は、以下の対策を講じておく必要があります。

安全のために鍵交換をする

紛失した鍵が見つからない、または見つかったとしても、自宅の鍵を交換することをおすすめします。

紛失したままの場合はもちろん、見つかった場合でも誰かが合鍵を作った可能性があります。

鍵交換することによって、紛失した鍵(またはその合鍵)を不正利用されることを防ぐことができます。

ただし、賃貸物件や分譲マンションの場合、住人が勝手に玄関ドアの鍵を交換することはできません。

事前に管理会社や大家に連絡して、鍵交換したい旨を相談しておきましょう。

いざという時に備えて「合鍵」を準備しておく

もし、今回の事例で「合鍵を用意して携帯していた」となれば、慌てることなく自宅に入ることができたでしょう。

もちろん紛失した鍵に関する対処は必要になりますが、鍵屋に開けてもらう手間は避けられたはずです。

合鍵を作っていなかったとすれば、今回の件を教訓にして合鍵を作っておくことをおすすめします。

ただし、合鍵を作りすぎると管理が難しくなってしまいますので、最低限の本数だけ作成するようにしてください。

鍵をなくさないようにすることが第一!

合鍵の作製はあくまでも保険的なものであり、最も重要なことは「家の鍵を紛失しない努力をする」ことです。

特に一人暮らしだと、防犯は重要な事柄の1つとなります。

家の鍵を紛失して、余計なトラブルに巻き込まれないようにするためには、以下の工夫をしてみることをおすすめします。

  • 持ち歩くときは常に同じ場所に鍵を入れておく
  • 鍵をチェーンなどでカバンに結び付けておく
  • ファスナーなどで閉じることができるポケットの中に入れておく
  • 鍵付きポストの中などセキュリティ性の高い場所に保管しておく

「鍵のない錠」もおすすめ!

そもそも「ないもの」を紛失することはできませんので、究極的な鍵の紛失対策は「鍵をなくしてしまう」ことです。

これは紛失するということではなく、玄関ドアを「鍵を使わずに施解錠できる錠」に交換することを意味します。

例えば以下の錠です。

  • 暗証番号錠
  • 生体認証錠(指紋認証など)

特に「生体認証錠」は暗証番号を覚える必要もなく、鍵は「自分の身体の一部」なので紛失しようがありません。

鍵交換に関しては鍵屋に相談してみてください。

まとめ

一人暮らしで自宅の鍵を紛失してしまうと何かと慌ててしまうものですが、まずは冷静になって警察や管理会社に連絡し、対処しましょう。

その後は鍵の発見の是非を問わず、鍵交換することをおすすめします。

せっかく鍵交換するのであれば、より防犯性能の高い鍵に交換することがおすすめです。

鍵に関するご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください!
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WRITER この記事を書いたのは…

著者: 坂本祐一

大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。

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