
一人暮らしの女性にとって、自宅の防犯性は生活する上でどうしても気になることですよね。
家の鍵をしっかりと管理することも防犯で重要なポイントの1つですが、どのように管理するのが正しいのか正確に把握している人はそう多くありません。
そこで今回は、家の鍵の正しい管理方法や、自宅の防犯対策を高める方法について解説します。
Contents
女性の一人暮らしにおいて、家の鍵を紛失することは防犯上絶対に避けたいことの1つです。
家の鍵を管理する正しい方法は、以下の5つのポイントを守ることが必要になります。
外出中・在宅中で鍵の保管場所は異なりますが、いずれにしても「定位置で管理する」ことが重要です。
日によって異なる位置で鍵を管理していると、紛失したときにわかりにくくなってしまいます。
外出中はいつでも同じポケットや財布の中など、鍵の場所を決めておくことが正しい管理方法だと言えるでしょう。
外出中は鍵を持ち歩く必要があるので、きちんとした紛失対策をしておくことをおすすめします。
例えば以下の方法が紛失対策になります。
上記4つを実践して、外出時の紛失を防ぎましょう。
外出時の紛失リスクを防ぎ、外出中の来客用にもなるように「玄関周辺に鍵を置いておく」という手段もありますが、その際には危険な場所に鍵を放置しないことを心がけてください。
例えば、以下のような場所に鍵を置いていませんか?
一見すると利便性が高いようにも思えますが、防犯上はリスクの高い保管方法となります。
せめて「鍵付きの郵便受けの中」のように、他人には開けられない場所で保管することをおすすめします。
普段使う鍵には「合鍵」が適しています。
合鍵を作る元になる「元鍵」は、合鍵が破損した際に合鍵を作り直すために置いておく必要があります。
合鍵を元に合鍵を作るのは「コピーのコピー」であるため、品質が低下して機能しなくなるリスクが高まります。
いざ合鍵を作る際の精度の問題がありますので、元鍵はできるだけ使わないようにして、合鍵作成用に保管しておくようにしましょう。
合鍵を作製する際には最低限の数だけ作ることを心がけてください。
合鍵を作りすぎると管理が難しくなり、紛失したときにわかりにくくなってしまいます。
必要な数だけ作り、必要に応じて補充するというスタンスで合鍵を利用しましょう。
女性の一人暮らしにおいて、自宅の鍵をきちんと管理できていても「不正開錠」のリスクは残ります。
自宅の鍵の防犯性能が心配なときは、防犯性が高い鍵に交換することがおすすめです。
「ディスクシリンダー鍵」や「ピンシリンダー鍵」と呼ばれる、従来型の鍵はピッキングされるリスクが高いです。
不正に合鍵を複製されるリスクもありますので、自宅の防犯性能を高めたいと思うのであれば、次の項目で紹介する「防犯性能の高い鍵」に交換することをおすすめします。
ただし、お住いが「賃貸物件」や「分譲マンション」の場合には、管理会社や大家に連絡して許可を得る必要があるので注意してください。
防犯性能が高い鍵は、例えば以下のような鍵が挙げられます。
電子式の鍵は防犯性能が高く、特に「暗証番号錠」や「生体認証錠」は鍵を持ち歩く必要がないので以下のようなメリットがあります。
ただし、防犯性能が高い一方で設置には相応の費用がかかります。
費用を含めて鍵交換について相談したい場合には、「鍵屋」に相談して見積もりをとってもらいましょう。
「防犯性能の低い鍵を性能の良い鍵に交換する」という方法の他にも、「補助錠を取り付ける」という方法でも玄関の防犯性能を高めることができます。
1つの玄関ドアに2つ以上の鍵をかけることにより、不正開錠する際に手間をとらせることができるため、不正開錠されるリスクを減らすことができます。
補助錠の取り付けに関しても、鍵屋に相談しましょう。
関連記事:防犯性が高められる!玄関や窓に設置する補助錠の効果とは
一人暮らしの女性にとって、防犯意識を高めることは大切なことです。家の鍵をきちんと管理するだけでなく、鍵の防犯性能を高めることも重要なポイントになります。
そのため、防犯性の高い鍵へ交換するのは非常に良い方法だと考えられます。しかし、賃貸や分譲マンションにお住みの方は注意が必要です。
賃貸や分譲マンションの場合はトラブルを避けるために鍵交換することを管理会社や大家さんに事前に連絡し、了承を得たうえで鍵交換を行うようにしましょう。
鍵に関するご相談は、マッハ鍵サポートにお任せください!
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大手金庫メーカー在籍3年、後に鍵開けチェーン店に勤務 その後マッハ鍵サポートに入社、鍵歴10年のベテランです。 セミナー講師、鍵連載コラム多数あり。
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